釣果
ヤマメ35cm1尾、ニジマス32~42cm2尾
関東の大河川である利根川では40cmを超える戻りヤマメを「利根鱒」と呼ぶらしい、私も過去何度か挑戦しているが掛かっても糸が切られたり、ハリ外れによるバラシだったりと未だに手にしたことのない魚だ。
6月20日、一年振りに利根川へ釣行した。
増水気味の流れは濁りこそないが釣り難い状況で、お世話になっている大先輩と合流する前に一人で支流の出合いに立つ。
竿は「がま渓流 ストリームマスタートラウトP 90-95」、フロロカーボン1・75号通しに鈎は大型魚のパワーに負けないランカートラウト10号を選択、餌のミミズを付け流れの中を探った。
仕掛けの流れ方とオモリの着底により底石の配置を確認、遡上魚が着くと言われる底石の受けを中心に狙うと僅か数投で目印が上下に揺れる魚信が出る、すかさず合わせを入れると魚の重みが竿に伝わり抵抗する躍動が。
最初の一撃を耐え魚を落ち着かせつつ竿のしなりを生かして流れの中を泳がせて体力を奪う、パワーがあるため竿の操作で強引に岸に寄せ少しずつ空気を吸わせると徐々に抵抗も消えていく、最初の一尾を丁寧に寄せてタモへ。
お目当ての利根鱒ではなかったが幸先良く40cmを超えるニジマスに楽しませて貰う事が出来た。
その後流れ込み付近を探ると微かな魚信が出たが食い込まない、そこでオモリを3B2個から2Bを足して更にゆっくりと流す、再び出た反応を捉えると尺を超えるニジマスが元気良く竿をしぼった。
その後は場所移動、大河川ではポイント間が長く数百㍍から数キロの移動となるため車を使う、2ヶ所目のポイントも微かな魚信はあるが掛からず 移動を考えていると電話があり大先輩が登場。
早速移動して3ヵ所目のポイントへ、ここでは先行者の足跡もあり水深のある流れの中にある底石を探るが魚信は出ず、下流の腰程の水深がある瀬を探るもこちらも不発、万事休すかと思ったが先輩からアドバイスを頂き、再び上流の流れ込みに移った。
遡上魚の定番である底石周りをしつこく狙うと、いくつ目かの石周りで魚信が、餌のクロカワ虫が噛られていた。 水深があり流れも強いためオモリは3B2個と上下に2Bを付け合計10Bで探っていたが、3Bを足して13Bに上げ更に魚に餌を見せるように底を這わせゆっくりと流す、一瞬ぶれた目印に魚信を確信し合わせを入れると重量感を感じた。
すかさず上流に竿を寝かせ臨戦態勢を取ると、流れに逆らい上流へ遡りだした。
仕掛けも新しく、鈎は60オーバーのニジマスでも折れることの無い強さを持つランカートラウト10号なので安心できたが、急な反転に気を配りながら流れを遡らせ体力を奪う、頃合いを見計らい竿の操作で下流に下らせ足元の緩い流れに誘導、空気を吸わせてタモへ引き込むと狙っていた戻りヤマメだ。
サイズこそ35cmと利根鱒には届かない個体だったが、本流らしい体高の銀毛が眩しい魚体は苦労が吹き飛ぶ素晴らしい魚だった。
素早く撮影し流れに戻すと再び竿を振ったが、何度か魚信は感じるものの鈎に乗る魚体はなく帰路を考え早めの納竿で流れを後にした。
タックルデータ
- ロッド
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がま渓流 ストリームマスタートラウト P 9.0―9.5m
- ライン
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フロロカーボン通し1.75号、オモリ6B~13B号相当
- エサ
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ミミズ、クロカワ虫
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