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FRESH WATER

豪雨後の木曽を歩く。泡の中から現れた秋アマゴ(長野県)

NEW2026-10-06

渓流

吉村政治

釣行日9月25日 場所長野県

今年の9月は雨も多く遡上も良いかと思ったが、水が出過ぎて釣りに行くタイミングが難しく、ここで行こうと思うと仕事が入って気付けばシーズンオフまで一週間をきっていた。


仕事の都合で行ける日は25日と29日の2日間だけだった。自分の中で25日は木曽、29日は飛騨と釣行日を決めた。

今日は後輩の大ちゃんと行く事にした。

 

がま渓流 本流スペシャル2

 


家を4時半に出て現地に着いたのは7時半を過ぎていた。

心配なのは二週間位前の大雨で川が変わってないことを祈ったが、嫌な予感は的中していた。

去年のポイントが何もなく魚も何も居ない。竿を出す前にポイント探しをすることにした。

川岸をよく見ると平水より3メートル位高い所を流れた跡があり、もしかしたら遡上魚も流された可能性が高い。

後輩の大ちゃんを魚止めの滝で釣ってもらう事にして、自分は下流へ遡上魚を探しに向かった。

魚止めから100メートル位下った所で産卵所らしき所を発見、身を隠し20分位見ていると瀬頭の泡から2匹アマゴが出て来た。

尾鰭がすでに白くなり産卵も終わってるように見えたが、竿を伸ばしていると私の気配に気付き再び泡の中にゆっくりと入っていった。

シルバーウイークでかなりスレているようだ。

 

今日の釣行はそれも承知のうえの事、頑張って釣ることにした。

遡上魚はなかなか口を使ってくれない。とくに瀬の緩やかな所では口を使ってくれないが、私の経験上だと泡の中に居る遡上魚は希に口を使ってくれる。

今は2匹泡の中にいる。チャンスである。

ミミズを付けて瀬頭の泡の中に入れ、水中目印で流れを拾い自然に流していく。

何回か流すとアタリがあり、アワセを入れると釣れてきたのは25センチ位の雄のアマゴだった。

直ぐにリリースしてミミズを付けて仕掛けを泡の中に入れる。

泡の底で揉まれていた仕掛けが吐き出された瞬間アタリがあり、アワセを入れると重い。

少しすると姿が見えてきた。

間違いない。尾鰭が白くなっている産卵で痩せこけた雌のアマゴだ。

38センチのアマゴだった。

 

 

 

リリースをして同じ所から攻めていくが、釣れてくるのは岩魚の泣き尺を二本。

ここのポイントを離れ大ちゃんの所へ戻ると、24センチ位のアマゴと岩魚を6匹釣っていた。

アタリもなくなったので川を変える事にした。


熊が怖いので歩いている間は片手に熊避けスプレーを持って歩く。

川に着いて川岸を見ると、ここも平水時よりも3メートル位高い所を流れた跡がある。

前と比べると川もかなり変わっていた。

入川した所から上流へ少し上がった所で婚姻色で赤くなった40オーバーの雄を発見、その側には雌が三匹いる。

ここは大ちゃんに任せて自分は上流へ向かった。

 

50メートル位来たところで同サイズ位の雄を見つけた。

やはり側には雌も何匹かいるが、竿を伸ばし始めると泡の中に隠れてしまった。

シルバーウイークのプレッシャーの凄さがわかる。

ミミズとブドウ虫で一時間位粘るも反応無し。

下から大ちゃんも上がってきた。

様子を聞くと尺以下は釣れたが駄目だと言う。

少し上流の魚止めのポイントもミミズとブドウ虫で攻めたが、釣れてくるのはチビ岩魚とチビアマゴばかり。

そこでイクラを使って釣り下る事にした。

するとアタリがなかったポイントでアタリがあり、アワセを入れると痩せてはいるが36センチの綺麗な雌のアマゴだった。

 

 

 

 

その後24センチ位のアマゴと岩魚を釣って少し下流のポイントへ移動した。

そこもイクラを付けて泡の中に入れると一投目からアタリ。

即座にアワセを入れると重い引きで、タモに納めたのは37センチの体高のある雌のアマゴだった。

 

 

 


この日は結局、狙った雄の婚姻色のアマゴは釣れなかった。

後輩の大ちゃんも大物は釣れなかったが数は釣れて満足していた。

何よりも無事に今年も木曽の釣りが納竿できた事が良かった。


大雨で大きく変わった川。

厳しいプレッシャーの中でも泡の中から姿を見せてくれたアマゴたち。

今年最後の木曽釣行として印象に残る一日となった。

タックルデータ

ロッド

本流SPECIAL2 P75

鈎

プロトタイプ 7号

ライン

シーガーグランドマックス

レッド フロロカーボン

道糸  1.5号

ハリス 1.2号

エサ

ミミズ、ブドウ虫

イクラ

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