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FRESH WATER

渓流シーズンを締めくくりに(山梨県身延町常葉川水系)

NEW2026-10-16

渓流

望月竜也

釣行日2026年9月27日 場所山梨県身延町常葉川水系

釣果

アマゴ15~27cm、イワナ15~26cm

山梨県の渓流シーズン最終日曜日となった9月27日、群馬在住のルアーマンT氏を誘い富士川水系常葉川支流へ向かう。
T氏は今シーズン仕事が忙しく釣りをする時間がなかったとの事で最後に綺麗なアマゴの顔を見たいと数時間掛けて山梨へ来てくれた。
待ち合わせの駐車スペースに到着したのは午前五時、シーズン終盤だと言うのに他の釣り人の影もなくすんなり入渓出来た。
車止め付近は入渓者が多いため魚影が薄いと判断、暫く遡行してから竿を出す事にして堰堤を数基乗り越える。
この日選択した竿は軽く感度とパワーに優れたがま渓流「星煌峰RIV5.3㍍」、前回の釣行で竿の性能の高さを実感したが良型を掛けてのやり取りの感じや抜きのパワーを知りたくて再度投入した。
河川状況は八月来の雨続きで水量はあるが前日からの雨模様で気温も低く活性が心配な状態、イワナも混生しているためハリス0.6号にハリはハイパー渓流7号、オモリG1号をハリから25㌢程に付けブドウ虫で探って行く。
心配とは裏腹に魚信は頻繁にあり時折大きく仕掛けを引っ手繰るような魚信もあるが餌を追っているのは小型のイワナ、T氏のアマゴのリクエストに答えたいが以前に比べイワナの生息域が随分と下がったようでアマゴよりもイワナ優勢な状況だ。 餌はミミズ、ブドウ虫とも喰いは良いが小型を少しでも避けるため大きく太いミミズを選択、更に楽しませてくれる魚を元気にリリースするためハリを「アマゴスーパーライト7号」に変更、カタログ落ちした時に買いだめしたスレバリだが魚へのダメージを軽減させるには絶好のハリだ。 G-HARDのハリ先はヘタリ難く細軸でも尺サイズを抜いても伸びない強さも兼ね備えている、是非とも復活させて欲しいハリで大切に使うあまり根掛かりする度にポイントを潰しても回収している。 話しは横路に逸れたが活性の上がった小型が煩い状況でどうやって良型を引き出すか、数少ない引き出しを開けて答えを探しながら進んで行く。 面白いほど簡単に渓魚を掛けていくT氏のルアーのテクニックに驚嘆しながら負けじとルアーの苦手な深みや反転流からイワナやアマゴを引き出すも時折顔を出す25㎝クラスが最大サイズ。
真剣に釣りながらも小型の猛攻に苦笑いと高笑いで楽しく遡行、その中でも一尾を大事にリリースするT氏の姿勢を見て魚の取り扱いと感謝の気持ちを持つ大切さを痛感。
集中して釣りをしているうちに時間もお昼となり一休み、澄んだ水を沸かしマイブームとなっているうどんを温め「釜玉うどん」を食すが気温の上がらない渓では身体も温まる最高のお昼だ、渓流域でのこういった時間の使い方も楽しさの一つだ。
ゆっくりと休みを取った後も状況は変わらずに遡行を進めると怪しい流れを見つける、岩盤際を時折変化しながら流れる流芯に仕掛けを馴染ませナチュラルドリフトで餌を送り込むと黒い影が奔る。
目印が引き込まれたのを確認し合わせを入れるとそれまでにない重量感だ、流芯の流れと相まって急流で育った魚は竿を大きく曲げて期待を一気に引き上げる。
竿のパワーを活かししっかりと溜めを作り、緩い流れに寄せてきたところで一気に引き抜く。 タモに納まったのはこの日最大となる9寸の良型アマゴで鼻筋の通った美形のオスは体高もある綺麗な魚体できめ細かい肌の典型的な沢アマゴだった。 その後も二人でサイズアップを狙うが追ってくるのは8寸クラスまでのイワナやアマゴばかり。
楽しく遡行して沢山の渓魚とも戯れたが時間切れとなり納竿、私としては密かに狙っていた尺アマゴは釣れなかったが竿のパワーを確認する目的は達成でき満足、T氏に良型アマゴを釣って貰うと言う目標は達成出来なかったが良型イワナが出た事で勘弁して頂く。 近年は一年中渓流や本流で釣りをしているのでシーズン終了と言う概念が薄れてはいるが綺麗な渓魚達に癒されファーストシーズンを締めくくる事が出来た。

 

がま渓流 星煌峰 R4

気温の下がった渓流でも小型の渓魚は元気だった。

この日最大サイズのアマゴは秋の気配を纏っていた。

身体の温まる「釜玉うどん」でお昼を楽しむ。

尾びれの縁を彩る朱色が美しい渓のアマゴ。

タックルデータ

ロッド

がま渓流 星煌峰 R4 V5.3m

鈎

ハイパー渓流7号、アマゴスーパーライト7号

ライン

ハリス フロロカーボン0.6号 オモリ ゴム張りオモリ G2〜3B

エサ

餌 ミミズ、ブドウ虫

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