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FRESH WATER

渇水の渓で思わぬ遭遇が(山梨県南巨摩郡身延町)

NEW2025-09-01

渓流

望月竜也

釣行日2025年8月25日 場所山梨県南巨摩郡身延町 富士川水系常葉川

釣果

アマゴ16~25cm、イワナ17~28cm 15尾

8月25日雨不足で渇水と言う状況のなか釣友のS氏と渓流釣りへ、

 

昨年は一泊での釣行だったが今年は日程が合わず日帰りでの釣行となるが何処に行こうか迷った挙句ダメ元で近場の富士川水系常葉川へ行く事に決定。


現地に到着し身支度を整えていると釣り人がやって来たため話しをすると目的の区間が同じ事が判ったため河川を変えようする彼(Mさん)に声を掛け一緒に釣行する事に。
S氏とMさんはテンカラ、私は餌釣りのため二人に先行して貰い後追いの形で探って行きます。


通常先行者がいた場合はハリスを細くして餌は現地の川虫を採取して釣りを組み立てていますが、今回はテンカラとの同行のため彼らが狙えない流芯下や水深のあるポイントを探る形に加え分流などの釣り残しも狙います。
竿はがま渓流「粋我 硬中硬 580」を選択、ポイントにより長さをかえられるマルチ機能は渓流域で刻々と変化するポイントでも対応しやすく、硬中硬の調子はしなやかに曲がる竿の動きで細糸のリスクを低減してくれるためお気に入りとなっている愛竿。
この日はイワナも混成する釣り場のためにハリス0.4号、オモリはゴム張りの3号にハイパー渓流6号をメインにナノアマゴやアマゴスーパーライト(廃盤)でブドウ虫を流すと透明度の高い流れに餌を追う様子が見て取れた。
二人のガイドをしながら要所要所で竿を出すが、基本的にはナチュラルに流し水深のあるポイントではB〜2Bのオモリで沈めて魚信を引き出し7寸から8寸クラスのアマゴやイワナの引きを楽しめました。
餌を流れに乗せて岩の下に送り込んだり、オモリを追加し沈めて止めたりと色々な手を使って攻略しテンポ良くタモに飛ばしますが、 中には25cmクラスのアマゴや良型イワナも出るため丁寧にタモに誘導する場面も。
時間が進むにつれ徐々にテンカラへの反応も良くなり両氏もアマゴやイワナをヒットさせMさんは今釣行最大の尺一寸のイワナを手にして破顔一笑、お互いに毛針へのアタックを楽しんでいました。
昼食後の片付け中にS氏が少し離れた場所へ用足しに言っていると、何やら発声しているのでクシャミでもしていたのかと尋ねると「対岸に小熊が降りてきたのでこちらの存在を知らせていた」との事、熊鈴は携帯していたが遡行中でないためこちらの存在を知ることが出来なかったようで同行者は熊スプレーも携帯していたがこの場面では身に着けておらず親熊が居なくて良かったと一安心。
陽が傾く時間まで楽しみ渓を後にしたが、Sさんとの出会いから始まり熊との遭遇もあった一日を満喫して帰路に着いた。

 

がま渓流 マルチフレックス 粋我

 

A1 ハイパー渓流

ナノアマゴ

オスらしい精悍な顔つきのアマゴ。

このポイントでは沈み石の裏から元気なアマゴが竿をしぼった。

パワーある引きでポイントを縦横無尽に泳いだイワナ。

同行のMさんが釣り上げた尺一寸のイワナ。

タックルデータ

ロッド

がま渓流 粋我  硬中硬580

A1 ハイパー渓流6号ナノアマゴ7号、アマゴスーパーライト6.5号

ライン

ハリス フロロカーボン0.4号、オモリ G3~2B

エサ

ミミズ・ブドウ虫

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