釣果
アマゴ17~23cm 9尾、イワナ21~30cm6尾
台風3号の影響で増水が治まらない渓へ。雨の降りしきるなか、ルアーフィッシングの名手と富士川水系早川の支流へ出掛けた。
いつもの入渓地点は水量が多く川切り出来ないと判断、林道を数十分歩き上流部へ降り立つ。
頑張って歩いたお陰で水量も減りは濁りも治まったが、竿を出して数十㍍進めば高巻きせざるを得ない状況で、釣りをするにも落ち着かない。
失敗したかな、と思いつつ三度目の正直で降りたポイントは魚が素直に反応してくれるポイントだった。
いつものがま渓流マルチフレックス粋我硬中硬5.8㍍にハリス0.5号、鈎は圧しの強い流れでも沈みやすくなるよう太軸のA1ハイパー渓流7号を選択した。
餌のミミズを重めのオモリで流すと一ヶ所から2尾、3尾とアマゴが竿を曲げてくれた。
サイズこそ7寸前後と小ぶりだが元気な魚たちの引きは増水の流れと相まって強烈で楽しめた。
同行のTさんはルアーフィッシングで攻めるが“ルアーにもイワナ達が群れをなして追ってくる”と興奮している。
しかしおかしな事にルアーにはイワナばかり。餌釣りの自分にはアマゴ(イワナも掛かるが)が口を使う状況に二人で首を傾けながら釣り進む。
何度か杣道に登り、高巻きを繰り返しての釣行はゴアテックス製のレインウェアーを来ていても内側が汗でびっしょり。
時折酷くなる雨に道路が通行止めになるのではと心中穏やかではないが魚の反応が良くついつい先に歩を進めてしまう。
同じ太軸のキジスペシャル7号でも魚の活性が高いためか、遜色なく食ってくる。
微妙な聞き合わせで魚を掛け、飲まれた場合はハリスを切ってリリースする。
完全にイワナ域に入り高度が上がって気温が下がったのか、体が冷えてしまい寒さに耐えられなくなった。
そろそろ竿を畳もうかと言うタイミングでこの日一番のサイズのイワナが竿をしぼる。
水量が多いため小さな落ち込みを丁寧に探っていると反転流から食って来た。
使い慣れた竿を操作し無難なやり取りでタモヘ滑り混ませるとジャスト30cmの良型イワナだ。
その後もイワナが遊んでくれたがTさん共々体の冷えに耐え兼ねて終了。
帰路の歩きで身体は暖まったが梅雨時の釣りはインナーの予備を持つ事が大事と再認識、特にイワナ釣りは標高も上がるので注意が必要だ。
今回はミミズオンリーの釣行となったが、ハイパー渓流もキジスペシャルも軸が長く長物の餌(ミミズ・クロカワ虫)を使っても刺しやすく魚を掛けやすい。
増水気味で濁りが残る場合には是非使って欲しい鈎だ。但し良型イワナに合うにはそれ相当の歩きを覚悟しなければならないだろう。
望月竜也の関連レポート
-
NEW2026-10-16
渓流シーズンを締めくくりに(山梨県身延町常葉川水系)
山梨県の渓流シーズン最終日曜日となった9月27日、群馬在住のルアーマンT氏を誘い富士川水系常葉川支流へ向かう。T氏は今シーズン仕事が忙しく釣りをする時間がなかったとの事で最後に綺麗なアマゴの顔を見たいと数時間掛けて山梨へ… -
2026-09-18
雨の合間にイワナ釣り(山梨県身延町常葉川水系)
連日雨が続き束の間の晴れ間が見えた9月12日富士川水系常葉川支流へ向かった。暫く雨が続いたため富士川水系の各河川は増水と濁りで入渓出来ない渓が多かったが富士川左岸の渓は濁り難い河川があり、その一つである常葉川支流は濁りも… -
2026-08-19
涼を求めて出かけたが(山梨県甲府市)
8月2日、あまりの暑さに涼しい所に逃げようと、山梨中央漁協管内の芦川へ。以前から気になっていたが、一度も入渓せずにいた渓だ。現地に着いたのは11時過ぎ。標高が高い筈なのに気温は30度を超えている。標高が高いと思っていたが… -
2026-07-22
水温変化に翻弄された犀川で(長野県松本市犀川)
7月11日長野県松本市を流れる犀川へ釣行。実績あるポイントが空いていたため素早く身支度を整え数百メートルの川原歩き、早朝とは言え数分で汗が噴き出しサングラスも曇る、この日は待望のズーム機能と大型ニジマスにも耐えるパワーを…
渓流の関連レポート
-
NEW2026-10-16
渓流シーズンを締めくくりに(山梨県身延町常葉川水系)
山梨県の渓流シーズン最終日曜日となった9月27日、群馬在住のルアーマンT氏を誘い富士川水系常葉川支流へ向かう。T氏は今シーズン仕事が忙しく釣りをする時間がなかったとの事で最後に綺麗なアマゴの顔を見たいと数時間掛けて山梨へ… -
2026-10-06
豪雨後の木曽を歩く。泡の中から現れた秋アマゴ(長野県)
今年の9月は雨も多く遡上も良いかと思ったが、水が出過ぎて釣りに行くタイミングが難しく、ここで行こうと思うと仕事が入って気付けばシーズンオフまで一週間をきっていた。仕事の都合で行ける日は25日と29日の2日間だけだった。自… -
2026-09-18
雨の合間にイワナ釣り(山梨県身延町常葉川水系)
連日雨が続き束の間の晴れ間が見えた9月12日富士川水系常葉川支流へ向かった。暫く雨が続いたため富士川水系の各河川は増水と濁りで入渓出来ない渓が多かったが富士川左岸の渓は濁り難い河川があり、その一つである常葉川支流は濁りも… -
2026-08-19
最上流部へ(秋田県仙北市)
梅雨明けして連日の暑さを避け最上流部へ、梅雨末期のまとまった雨の増水がまだ収まらず水位は平水より3割増程度、水量が多いためイワナの活性は高く定石の反転流や淵尻の浅瀬に付いて居る個体はなく9割方は流心に付いており、フライを…