FRESH WATER

【渓流】望月竜也(山梨県 南巨摩郡)

2020-03-09

渓流

望月竜也

釣行日2020/03/08 場所山梨県 南巨摩郡 身延町 栃代川

釣果

イワナ 15cm〜23cm 11匹

各地の渓流釣りが解禁となってほぼ一週間が過ぎた3月8日、朝から冷たい雨が降る中で釣友と富士川漁協管内の栃代川へイワナを狙って釣行しました。今シーズンは超のつく渇水で気温も高い日が多いようです。釣行当日も7.4度と高かったのですが、未明からの冷たい雨が入って活性が下がらないかと心配しながらポイントに立ちます。

竿はがま渓流 マルチフレックス 粋我 硬中硬 5.8m。ハリス 0.3号にハリは鋭い鈎先で刺さり抜群のナノアマゴを選択しました。餌はオニチョロ、キンパクをメインに使用しましたがナノアマゴは細軸のため川虫も長持ちします。

イワナが隠れていそうな岩の影や、水深のある落ち込みを注意深く探りますが魚信は皆無。前日のものと推測できる足跡があったため竿抜けしているポイントもていねいに探りましたが微かな魚信も出ない状況です。水温低下を疑い低水温に強いイクラやミミズ、ブドウ虫もローテーションしますが状況は好転しません。

仕掛けがダメになったタイミングでハリスを0.2号に落とし、餌もクロカワ虫にするとこの日初めての魚信が出ました、イワナ独特の食い込んで行く魚信を楽しみ、頃合いを見計らって合わせを入れると水面を割ったのは18cm程の色黒のイワナです。

この日のイワナはエサの選り好みが激しく、クロカワでしか魚信が出ません。それに気づいた後は20cm前後のイワナが竿をしぼるようになりました。最大でも23cmと小ぶりだったものの意外にも痩せた魚が少なく引きも楽しませてくれました。食いが渋いのか口先にわずかに刺さる掛り方が多いようです。しかし、ナノアマゴはハリ先だけが入っていても糸を緩めなければ外れることもなく、その性能の高さに助けられました。

同行の釣友もミミズで1本掛けた後は魚信が出ないと言うのでクロカワを勧めると数本のイワナを釣り上げることができました。

寒さに負けて午前中で切り上げましたが「つ抜け」の釣果で十分渓流釣りを楽しみ、写真に収めた後は全てリリース。笑顔で納竿しました。

タックルデータ

ロッド

がま渓流 マルチフレックス 粋我 硬中硬 5.8m

ナノアマゴ 5号〜6号

ライン

ハリス フロロカーボン 0.2号〜0.3号、オモリ G3〜B

エサ

オニチョロムシ、クロカワムシ、ミミズ 他

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