釣果
ニジマス 46~48cm 2尾 ブラウントラウト 36cm 1尾
年始の大地震、航空機事故で始まった2024年、被害にあわれた方達のご冥福と一日も早い復興をお祈りいたしております。
三連休の初日となる1月6日、予定が空いたため急遽信州犀川(殖産漁協管内)へ釣行、道中で釣友の大地君に連絡したところ「行きたい」との返事で彼の家に回って同行して貰った。
現地到着は10時過ぎ、朝の冷え込みを避けたいと考えていたが、現地の知人宅に寄っていたために竿出しは11:30過ぎとノンビリの出だしだ。
年末年始の連休に叩かれ警戒心が高くなっている状況を鑑みてラインは細めの1.5号通し、竿はしなやかさの中にもしっかりとパワーを秘めた本流スペシャルⅡのHHを選択、細糸でも安心してやり取り出来るタックルでスタートした。
道中で話をして大地君の「ブラウンが釣りたい」とのリクエストに大岡地区の岩盤帯へ、幸い釣り人の姿もなく二人並んで竿を出した。
喰い渋りを予測し鈎は小さめのランカートラウト8号を選択、キャッチ&リリースのためカエシを潰したバーブレス仕様にして魚へのダメージを小さくする、餌は定番のイクラ、ミミズ、ブドウ虫に加えエビ、マグロを準備した。
実釣開始しオモリ調整しながら探ると流し終わりで餌を押さえるような感覚を覚える、すかさずオモリを調整しフケ上がりを抑えると流し終わりでしっかりと喰って来た。年初め一発目からのバラシは縁起が良くないのでいつも以上に慎重なやりとり、久々の糸鳴りを楽しみながら数分のやりといでタモに収まったのは48cmのニジマス、体高ある丸々と太った魚体だが去年の秋に放流された魚だろう魚体は申し分なかったが鼻先に傷がある個体だった。
その後も徐々に下りながら46cmを追加したが、これもコンディションの良いニジマスで放流後に流れに馴染みパワーアップした個体で糸鳴りとトルクある引きを楽しめた。
今回入ったポイントは足元が岩盤帯になっていて、流れの中にある岩盤の切れ目や足元から続く岩盤の際に魚が着いている、少しずつ下りながら探って行くと魚信(アタリ)を感じる場所があったためここまで苦戦中の大地君と代わる。
入れ替りで上手に移動した直後に私に35cm程のブラウンが来たが大河川で育った固体は素晴らしく、サイズは別としてパーフェクトなボディーに暫し見とれる。
なかなか魚信の出ない彼に数点アドバイスを送ると小型ながら自然繁殖したニジマスが掛かった、結果が出て安心したのか気になったポイントに向かうと直ぐに45cmの幅広のニジマスを捉えた。
陽が傾き始め風が冷たさを増したため納竿したが、初釣りとしては満足の結果となった犀川に感謝。この日はイクラ、ブドウ虫、マグロ、エビと色々な餌で魚信が出たが、上手にローテーションしながらポイントやタイミングにマッチした餌を探すことで結果に繋がるだろう、年明けから良型ニジマスやブラウンが顔を出しているそうので防寒対策を行い釣行しては如何だろうか。
タックルデータ
- ライン
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フロロカーボン通し仕掛1.5号/オモリ3B~1号相当
- エサ
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マグロ切り身/ミミズ/ブドウ虫/イクラ/エビ
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