釣果
サケ 60〜80cm 5匹
新潟県村上市を流れる荒川でのサケ有効利用調査宿泊パックに参加した。一昨年のこの時期は遡上不振で釣果が振るわなかったが、今年は上向いているとの情報に心を躍らせながら参加した。
前々日には増水の影響で今季初の調査中止となっていたが、この日は水位も下がり条件としてはマズマス。時期的には下流が良いが、増水で魚が移動したと読んで1番ポイントへ入渓した。
愛竿のがま渓流 ストリームマスターサーモンにフロロカーボン5号の通し仕掛けを結ぶ。水深が腰上ほどで流れが速いためハリ先が若干入り摩耗に強いアキアジ 22号を選択し、餌は定番のサンマの切り身で荒川サケに挑む。
今回は「重めのオモリで直線的に流す」「下竿でサケを掛け主導権を渡さず取り込みまで持って行く」をテーマとして技術アップを目論む。
開始早々同行の釣友が80cmのオク鮭と呼ばれる幅広タイプのオスを取り込んだ。次は自分の番と意気込み竿を振るが魚信が出ない。最初の魚信は開始から1時間ぐらいたってからだった。不意に仕掛けが止まる。すかさずに合わせを入れると水中で爆発的に暴れて竿を叩く反応があった。
一旦竿を寝かせ魚を落ち着かせてから勝負しやすい態勢に竿を引き上げ、自分の正面で定位させ徐々に魚の体力を奪う。
今シーズン初のサケの引きを堪能しつつフレッシュな魚体の一匹を取り込んだ。全長で70cmと少々小ぶりなオスザケだった。
2本目はメスだったが海から入ったばかりと判るギンギラギンのフレッシュ。こちらも70cm程だったが「シーライス」と呼ばれる寄生虫が付いている最高の状態でスピード感のある強烈な引きを味わい糸鳴りも楽しむことができた。
この日は合計5本のサケを掛けた。そのうち2本がオスだったが掛けた魚の全てを取り込む事ができたのも刺さりも抜群で強度も申し分ないアキアジ 22号のおかげだろう。
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