釣果
イワナ 21cm〜30cm 8匹、ヤマメ 37cm 1匹
以前から知人に誘われていた奥利根ダムへ注ぐ沢への釣行が実現した。
ここはエンジン付ボートを所有している人ならばダムの管理事務所への申請すれば入ることができるできる。ただし日帰りの限の条件が付く。
朝7時に出船し、目指す沢には40分程で到着した。ボートを降りてからさらに1時間ほど歩きようやく竿を出す事ができた。
30cm位のイワナなら沢山いるとの情報だったが、ボートを持っていれば入渓可能な沢のためあちこちに足跡があり魚もスレている様子だ。加えて渇水で条件は悪く、支流の淵に確認できるイワナも餌が来れば避けてしまう状態。
それでも数尾のイワナに混じって尺イワナも顔を出してくれた。
本流筋では魚は多いが食って来るのは小型のイワナか小さなヤマメ、竿抜けになりそうな木の下のポイントからは遡上系の斑点の大きなイワナが出たが25cmクラス。魚止めとなるポイントで『泣き尺(尺サイズに少し足りない)』クラスのイワナが出て一旦納竿した。
帰路も良さそうなポイントだけ叩きながら下ったが、下流に行くにつれ小型のヤマメがうるさくなる。帰着申請の時間を考えると残り20分程となった時に知人に支流への転身を促され一発勝負のサクラマス狙い。
如何にも潜みそうな落ち込み直下のポイントに大きなミミズを付け、オモリを2Bに上げ馴染ませるとゴツゴツとした魚信が竿を通し手に伝わった。イワナの可能性もあり一呼吸おいて合わせを入れると竿に重みが伝わる。ハリスは0.8号なので少々手荒に寄せたががま渓流 幻我 硬調 6mは尺を優に超す魚でも浮かせて寄せるパワーを持っているため余裕を持ってタモに収める事ができた。
手にしたのはオスのヤマメ37cm。これもT1 マスター渓流 8号 ガッチリと刺さっていた。刺さり抜群のこのハリには大物狙いではいつも助けられている。期待の40cmには届かなかったが納得のいくサイズで奥利根初釣行をねぎらう魚と出会えたことに感謝し素早くリリースした。
すぐにボートに飛び乗り無事に時間内に帰着することができた。今シーズンは9月20日で禁漁となってしまったが、先記したようにボートを所有していれば釣行可能だ。7月以降がベストシーズンとなるようなので来シーズン挑戦してはいかがだろうか。
タックルデータ
- ロッド
- ライン
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ハリス フロロカーボン 0.8号、オモリ G2〜5B
- エサ
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餌 ミミズ(太虫)、ブドウ虫
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