釣果
ブラウントラウト32cm~59cm(4尾?)
2月16日、長野県の渓流釣りが解禁となったので、松本市を流れる犀川漁協館内に釣行した。
事前に遊魚券(年券)は購入してあったのでコロナリスクを下げるため、自宅近くのコンビニで必要な食材等を買い出してポイントへ直行。
この日は平日だったが実績の高いポイントには車が停まり待機していたため数カ所を回る、運良く「二川合流」と呼ばれる梓川と奈良井川の二河川が合流ポイントへ入ることが出来て、後から釣友も合流し三人で竿を出すことになった。
身支度を整え、ポイントへ到着すると既に竿を出しているルアーマンの姿が目に入る、挨拶を交わして話を聞くが反応はないとの事、彼は下流に下ると言うことで上流へ入りたいと告げると、快く承知してくれた。
竿は犀川の大物にもパワー負けしないよう「本流スペシャルⅡ XXH9.0m」を選択、ハリスは初期の低水温を考慮して太すぎないフロロカーボン通し1.75号で様子を見る。
釣友達の上手(かみて)に入るが早瀬になる場所なのでオモリは2B二個、餌は初期の定番であるイクラで探り始める。
水温は7.6℃と例年の8℃台に比べると若干低めだが魚が動かない水温ではなく一安心、そんな事を考えていると下手のAさんの竿が大きく曲がった、取り込んだ魚は40cmクラスのニジマスだが、河川に馴染んだ魚体は体高がありスピードとパワーを兼ね備えているためサイズの割に楽しめたようだ。
続いて一番下流で探っていたKさんが掛ける、こちらも重量感を感じるやりとりでタモ入れしたのは40cmを軽く超えるブラウントラウト、丸々と太りコンディションの良さが感じられた。
二人に遅れを取ったが、餌をローテーションしながら探ると私にも魚信が、すかさず合わせると「ズシリ」と思い手応えだ。
竿のパワーとしなりを生かし魚を無駄に走らせることなくやりとりすると間もなく魚体が寄ってきた。
シーズン初の記念魚はブラウントラウトの46cm、これもコンディションの良い魚体だった。
その後小型のブラウンが竿を曲げたが、三人とも魚信は出るもののハリ掛かりさせることが出来ずに苦戦する、水温の関係か数尾釣ったからかかなり厳しい状況となる。
そこで「触れれば掛かる」抜群の刺さり込み性能で信頼の高い「マスター渓流10号」にハリを交換、水深もあり対岸の石で流れに変化が出る場所を探っていたときだ、不意に仕掛けがとまり瞬時に身体が反応する。
竿が大きく弧を描き今までにない重量感を感じた、その手応えから50cmは超えている大物と確信、大きく走らせないよう竿を操作し徐々に体力を奪っていく。
対岸にはコンクリートの障害物が埋設されているため潜られれば万事休すとなる、下流へ走れば川幅が広がり竿をのされる可能性がある、少しずつそして確実に手元に寄せるが時折見せる疾走は竿の弾力を信じてとめた、数分後魚体が横になりタモ入れ成功、浅瀬に横たわった魚はブラウントラウト59cm、「泣き尺」ならぬ「泣き二尺」だ。
素早く記念撮影し再会を願ってリリース。
再び並んで竿を出したが魚信も遠くなり一時間半ほど経過した後に移動することになった、丁度クロカワ虫を数尾捕ったタイミングだったので二人が竿を畳んでいる間に「悪あがき」で深みを攻める、数投目で目印に反応があり竿の先に生命感が宿った。
根掛かりしたかのような重みは紛れもなく大物、相手は余裕なのかゆっくりと泳ぎだし上流へ向かう、既に三尾の魚を掛けている仕掛けなので心配だったが、竿の性能を信頼して強引に止め頭を下流へ向かせる、今度は下流へ走るが再び竿先を上流へ誘導し走らせる間を与えない。
ニジマスのスピード感は無く、かといってブラウンのトルク感も薄い、とにかく重い魚に疑問を感じながらやりとりすると魚が寄ってきたが、先程のブラウンと同じようなサイズに不安感を覚えた。釣り上げたのは良型のブラウンだがその魚体を見て三人で爆笑してしまった。
正に三尾目にタモ入れした59cmのブラウンだったからで、魚体に残っていた回復した傷跡が紛れもない証拠となった。
こんなに早く再会するとは思いもよらず、楽しませてくれたブラウンにダメージを与えないよう素早くリリースしたが「一粒で二度おいしい」体験をした犀川はその後微笑むことはなく、ポイント移動後は強風と時々舞い降りる雪で結果は出せず竿を仕舞った。
過去にはハリス切れでバラした魚を再び釣った経験は数度あるが、リリースした魚が掛かったのにはビックリした。
餌が代われば魚も食ってくる事が証明出来て、餌のローテーションが重要であることを再認識した釣行となった。
タックルデータ
- ロッド
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がま渓流 本流スペシャルⅡ XXH90
- 鈎
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ランカートラウト 8~10号
マスター渓流 9~10号
- ライン
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フロロカーボン通し仕掛け 1.75号
オモリ4B~1.0号
- エサ
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ミミズ、ブドウ虫、マグロ・サーモン切り身、イクラ、クロカワ虫
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