釣果
シロザケ オス85cm 1尾、メス67~79cm 7尾
12月5日に新潟県村上市の荒川で行われている鮭有効利用調査に参加した。
前日もエントリーしていたが、金曜夜からの雨で増水し危険が伴うとの判断で中止となってしまった。
翌 5日は早朝から受付に列び、ネットの河川情報で水位の減少具合をチェックしながらの待機となったが、 午前6時に開催が決定されたため、参加許可証を受け取り調査ポイントへ向かう。
この日選んだのは左岸最上流の2番ポイント、先行していたフライマンがいたため声をかけポイント割りを済ませ支度を進めた。
生憎の曇り空だが魚の活性は高まると期待しながら「がま渓流 本流スペシャルⅡ サーモン」を伸ばし、フロロカーボン5号の通し仕掛けにハリは「食わせアキアジ 20号」を選択、餌はサンマ(ニンニク漬け)で足元のポイントから探る。
開始直後は反応が無かったが20分程で比較的コンディションの良いメス鮭を取り込む事が出来た。
更にポツリポツリと鮭が掛かるが、産卵途中や産卵を終えたと思われる個体が竿をしぼる。
メスとは言え80cmに迫ろうという個体は引きも強く楽しめたが、オス鮭のトルクフルな引きに比べると物足りなく感じるのは贅沢な悩みだろうか。
連続して6尾メスを釣り上げ、そろそろ糸も限界かと仕掛けを交換したが、この時に思うところがありフロロカーボン5号から7号に、ハリも「食わせアキアジ 22号」へサイズアップした。 餌も紅く染めたイカタンにチェンジ、オモリの調整もマメに行いゆっくりと流していると不意に仕掛けが止まる。
瞬時に身体が反応、竿、糸、ハリを通した先にこの日一番の大型が掛かっていることを確信し、追い合わせを行いハリを鮭の堅い口に食い込ませ臨戦態勢をとる、鮭が暴れない程度に適度にテンションを掛けながら沖に走らせないよう竿の角度を保ち、動こうとするタイミングではテンションを緩め、魚が落ち着いたタイミングでテンションを掛けプレッシャーを与えるといったやりとりを繰り返す。
少しでも沖に走られたら獲れない状況のなか、竿のしなやかさで魚の動きを止め、最後はパワーを利用し一気に勝負。
久々に緊張する駆け引きを楽しませてくれた主は今シーズン初めてとなるオス鮭で、全長85cmと引きの強さが納得できる体高のある魚体はシーズン後期にやってくるオク鮭と呼ばれる在来種だった。
目標の90cmオーバーには届かなかったが、仕掛けを換えるタイミングやオス鮭の食い気を促す流し方に満足したためポイントを他の釣り人に譲り移動する。
後半は次週のゲストのためのポイント探しを兼ね、数カ所のポイントを巡るなど有意義な調査となった、また「腹パン」のメス鮭2尾を漁協に納めることができ調査に貢献できたのではないだろうか。
今回も素晴らしい活躍をしてくれた「がま渓流 本流スペシャルⅡ サーモン」と至福の時を与えてくれたた荒川に感謝し納竿した。
本州でのサーモンフィッシングに興味のある方は、来シーズン荒川サーモンに挑戦しては如何だろうか、その引きを味わえばこの釣りの虜になることは確実だ。
タックルデータ
- ロッド
-
がま渓流 本流スペシャルⅡ SALMON 8.5m
- 鈎
-
がまかつ 食わせアキアジ 20~22号、早掛けアキアジ 20~22号
- ライン
-
ハリス(通し仕掛け) フロロカーボン5~7号、オモリ 5B~2.0号相当
- エサ
-
サンマ(ニンニク漬け)、イカ短(食紅色づけ)
望月竜也の関連レポート
-
2026-08-19
涼を求めて出かけたが(山梨県甲府市)
8月2日、あまりの暑さに涼しい所に逃げようと、山梨中央漁協管内の芦川へ。以前から気になっていたが、一度も入渓せずにいた渓だ。現地に着いたのは11時過ぎ。標高が高い筈なのに気温は30度を超えている。標高が高いと思っていたが… -
2026-07-22
水温変化に翻弄された犀川で(長野県松本市犀川)
7月11日長野県松本市を流れる犀川へ釣行。実績あるポイントが空いていたため素早く身支度を整え数百メートルの川原歩き、早朝とは言え数分で汗が噴き出しサングラスも曇る、この日は待望のズーム機能と大型ニジマスにも耐えるパワーを… -
2026-05-20
プロテクトタイツでハードな釣行に挑む。(静岡県静岡市大井川支流)
ゴールデンウィーク初日となる4月29日に大井川支流へ釣行した。 私事だが今シーズンは解禁前に足の手術をしたため本格的な渓流遡行は見送って来たが暖かくなり魚の活性も上向いていると判断、足の具合も良くなって来たため… -
2026-02-26
ルアーマンの後攻めで釣果は如何に。(長野県松本市犀川)
長野県の一部河川で解禁を迎えた2月16日、恒例となっている松本市の犀川へ釣行した。塩尻峠の気温計は0度を指していたが例年であれば-8度前後の表示なので異常な気温に感じる。夜明け前に現地到着したが既に人気ポイントには車が多…
渓流の関連レポート
-
2026-08-19
最上流部へ(秋田県仙北市)
梅雨明けして連日の暑さを避け最上流部へ、梅雨末期のまとまった雨の増水がまだ収まらず水位は平水より3割増程度、水量が多いためイワナの活性は高く定石の反転流や淵尻の浅瀬に付いて居る個体はなく9割方は流心に付いており、フライを… -
2026-08-19
涼を求めて出かけたが(山梨県甲府市)
8月2日、あまりの暑さに涼しい所に逃げようと、山梨中央漁協管内の芦川へ。以前から気になっていたが、一度も入渓せずにいた渓だ。現地に着いたのは11時過ぎ。標高が高い筈なのに気温は30度を超えている。標高が高いと思っていたが… -
2026-07-22
水温変化に翻弄された犀川で(長野県松本市犀川)
7月11日長野県松本市を流れる犀川へ釣行。実績あるポイントが空いていたため素早く身支度を整え数百メートルの川原歩き、早朝とは言え数分で汗が噴き出しサングラスも曇る、この日は待望のズーム機能と大型ニジマスにも耐えるパワーを… -
2026-07-14
北海道本流を駆ける─冨田さんと挑んだ鈎テスト釣行記
今回の釣行は先輩の冨田さんと2人での遠征で、目的はハリのテスト。 北海道で大型のニジマスとアメマスを狙う旅だ。女満別空港に着いたのは15時頃で、この日も竿を出すなら近くの網走川が良いと判断した。秋に来ると必ず竿…