釣果
ニジマス49cm 1尾、ブラウントラウト49cm 1尾
10月9日長野県の犀川殖産漁協管内へ釣行した。関東、関西から餌釣り師だけでなく、ルアーマン、フライマン、更にはラフティングやカヌーを楽しむ人も多く訪れる人気河川だが三連休最終日は生憎の雨模様だったため釣り人の姿も少ない。
この日は本流釣り初挑戦の望月大地君が同行、先ずは空いているポイントを探索し仕掛けが振り込みやすい周囲が開けた場所を探す。最初に選んだのは「橋木橋」の上流でバックスペースや頭上が開けているため初心者でも振りやすい場所で魚の実績もあるポイント。時間は9時を過ぎていたが雨は小降りながら降り続いていた、お昼くらいには上がる予報だったがやむ様子はなく増水を心配しながらの釣りとなった。
竿は犀川本流の大型に備え「がま渓流本流スペシャルⅡXXH 9.0㍍」にフロロカーボン2.0号通し仕掛け、鈎は安心の太さで大型ともパワー勝負出来る「がまかつランカートラウト10号」でカエシを潰してバーブレス仕様、餌はミミズを二匹掛けして探る。同行の大地君は本流竿を持つことも始めてなので竿の振り方、流し方をレクチャーしアドバイスしながらの釣りとなった。最初は彼の動きが見えるよう上流で竿を出していたが、魚信(アタリ)が出ないことと濁りが入って来たため下流側へ移動。オモリの調整と仕掛けの流し方を変えていつも以上にゆっくりと流す事を心掛けた。
本流スペシャルⅡは感度が良く底石に当たる感覚や魚が見せる僅かな反応も感じる事が出来る。そして魚が掛かるとしなやかに曲がり魚のパワーを吸収するが、竿の弾力が効き魚を暴れさせない優しさも持ち合わせた信頼できる竿だ。
餌をローテーションしてこの日の当たり餌を探す、マグロの切り身で濁りの境目を探っていると微かに餌を押さえるような感覚があった。連休三日目となりメジャーなマグロ餌では食い込みが悪いと考え目先を替えて海釣りで使う「えび」を餌に流すと数投で反応が。口先でモゾモゾと食っているような感触にアワセを入れると一瞬根掛かりと思わせる重量感で竿が曲がった。 魚が暴れさせて場を荒らさないよう慎重にやり取りしていたが、ふと思い付いて大地君を呼んで竿を持って貰った。いきなり渡された竿を持ち、強烈な引き込みに耐える彼に暫くの間本流魚と格闘して貰った、徐々に魚が下り竿の角度が悪くなったタイミングで交代。下竿になったときの対処や魚の寄せ方を教えながらタモ入れしたが、最初の1尾は49cmの良型ニジマスでヒレの回復したパワーある魚だった。
その後も振り方、流し方を実践しながら覚えて貰うが濁りが酷くなり、ゴミ(落ち葉や枝)が多く流れるため場所移動となった。二ヶ所目は「野平」へ。ここも実積高いポイントだが濁りとゴミで魚が動かない。再び移動し下流部を伺うが濁りが到達していて釣りにならない。
万事休すと思ったが雨もやみ少しずつ濁りが薄まっている気がして最上流の「大八橋」に入り岸際狙いに切り替えた。大地君の振り込みや流し方も最初に比べて良くなっている。彼に釣って貰おうと魚信の出る場所を探す。特大ミミズで下流側を探っていると違和感を覚え身体が反応。アワセを入れた竿は根掛りかのようにびくともしない。しかし生命感を感じる竿に力を伝え更にしぼり込むとゆっくりと動き出した。その重量感から良型を確信、底を切ろうとしない動きはブラウンだろうか、 沖に走られないよう上流へ竿を倒しそのままの位置で体力を奪うが時々嫌そうに上流や下流へ逃げようとする。徐々に力を奪い足下に寄せると丸々と太った茶色い魚体が浮いてきた。




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