FRESH WATER

鮎シーズン幕明け(静岡県興津川)

2024-05-24

望月 譲

釣行日2024年5月22日 場所静岡県興津川

釣果

15cm〜20cm 30匹

 2024年鮎釣りの幕が明けた。2年前の9月、台風15号によって降った雨により未曾有の被害にあい、復旧工事が未だに続く中で昨年に続き鮎釣りは難しいかと思われたが、放流鮎の成長と遡上が良い事が重なり、解禁前から興津川復活の兆しと良い噂が闊歩仕出し期待が膨らむらんだ。が、6月20日解禁日は朝方までの雨が降り増水、川を濁らせ太公望の出鼻はくじかれた。
 一日置いての22日、まだ薄っすら濁っている興津川だが水位は下がり、昼に掛けて天気も良くなる予報、アゲアゲの予感!但沼大橋のたもとにある馴染みのおとり店でコーヒーをすすりながら気温が上がるのを待った。9時頃支度を整え入川、毎年の事だが1匹目が掛かるまでドキドキで心臓が口から飛び出そうだ。オトリを確保する為に緩やかなところにオトリを潜り込ませ暫くするとメタルトップを介してコツコツとアタリが、だがモゾモゾと嫌な引き!するとフッと軽くなり何とスタートダッシュで親子丼!「なんてこったい」どうやらお団子になって付け糸を切っていったらしい…トホホ
 気を取り直して仕掛けを張り同じ筋へオトリを泳がせるとフッっと目印が上流へ走った!快心のアタリと引きに「コレコレ」と思わず口に出し、丁寧にためて取り込んだ鮎は小ぶりでも「追星3ついただきましたぁ!」の黄色い鮎、さっきのミスはもうどこかへ吹き飛んでしまいました。
 その後は場所を移動しながらも飽きない程度にポツポツとイケメン釣師の元へ美鮎が顔を見せてくれた。
竿は競技GTI-Ⅱに今年追加された引抜早瀬85を使用、フラッグシップモデルに引けを取らないレスポンスは、昨年、引抜早瀬90使用してお墨付き!たった50cm短くなっただけで、軽く機動的に攻撃的にアグレッシブな釣りが出来る、細身だがトルクフルな粘りに流心で掛けた良型をしっかり止めて柔らかく水面を切ってくれるので一日安心して使っていられた。
6時間ぶっ通しで釣りして釣果は30匹、昨年までの事を考えたら最高の興津川解禁となった。天然遡上が良好なので思いもよらない事がない限りは11月まで鮎釣りが楽しめることでしょう。

がま鮎 競技GTI2

バリューパック T1 Mシステム鮎

タックルデータ

ロッド

がま鮎 競技GTI-Ⅱ引抜早瀬85

Mシステム 6.5号 4本イカリ

ライン

ナイロン0.175号

エサ

友釣り

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