SALT WATER

【磯(底物)】稲垣喜久二(三重県 度会郡)

2017-11-23

磯(底・大物)

稲垣喜久二

釣行日2017/11/16 場所三重県 度会郡 南伊勢町 方座浦

釣果

イシダイ 60cm 4.0kg

最近好調の方座浦に釣行した。3日前に71cm、前日に64cmと61cmの石鯛が釣れているので期待が持てる。

今年はまだ石鯛が釣れていない黒島の先端部に7時前にGFGメンバーと2人で上がる。私は沖に向って左側に竿をセットした。

いつものように天秤とオモリで底の状態を探る。100m付近から引くが思ったよりも凹凸は少なくズルズルと引ける。そのまま引いてくると80m付近に2mから3mほど落ち込む溝(シモリとシモリの間)があり、そこを今回の狙いとする。漁師に聞くと黒島の付近は方座浦の中でもめっぽう石鯛が多いとの事である。

ヤドカリの頭部に鈎がくるように付け、さらにヤドカリのツメをその上に付ける。ハンマーでヒビをいれゴム管楊枝で固定した。

沖に向かって左に流れる下り潮が止まったり動いたりで期待が持てる。今の潮が続けば!?アタリが出るはずと直感する。

好調の横島も今日はアタリが無いようだ。9時ごろに餌取も少なく、メンバーと話しているとがま石 Z1 遠投の穂先がゆっくり海面に向かって2mほど入り、戻る。すぐに手持ちで対応するが石鯛にヤル気がないのか後が続かない。10分ほど待って上げると糸で巻いたヤドカリの頭は残っていた。すぐに投げるがアタリはない。

2時間ほどたって先ほどと同じアタリが来た。すかさず手持ちで送り込むとコンコン、フワフワと反応があった。さらにリールから糸を1mほど出して送り込むと、スーと加速して竿を持って行く。そこで合わせを入れるとゴンゴンと竿をたたく。竿を水面より30度くらいの角度にしてゴリ巻きすると10mまで簡単に上がってきた。石鯛の顔が出たときバシャバシャと暴れる。まずまずの銀ワサでニッコリ。ブリ上げると60cmくらいのサイズでまたニッコリ。

餌取が少なく省エネで楽しく釣りができた。船着きで検寸すると60cmジャストだった。水温低下で餌取が少なくなる時期でもあり、年内は頑張って紀伊半島を南下して石鯛を狙っていきたい。

タックルデータ

ロッド

がま石 Z1 遠投 H 5.4m

貫石鯛 17号

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