SALT WATER

【磯(底物)】稲垣喜久二(和歌山県)

2015-07-05

磯(底・大物)

稲垣喜久二

釣行日2015/07/04 場所和歌山県内 地磯

釣果

石鯛 52〜57cm 3匹

ノッコミ後の石鯛を求め、和歌山の地磯にヤドカリ20個を持って一人で釣行。駐車場には、すっかり明るくなった5時30分頃に到着。

準備して15分程山道を歩く。がま石Z1 遠投H 5.4mは振り出し竿で軽く仕舞寸法も短いので山道も歩きやすい。

沖に3つ台風が発生しているが波は小さい。ここは60m付近にシモリがあり、その沖側の70m付近を狙う。

第一投、手持ち石鯛18号の首振りなしのスリーブ止めにし、ヤドカリの頭が上にくるようにつけ、さらに上にヤドカリのツメを一個つけてゴム管楊枝で止めツメにハンマーでヒビを入れる。

いつもの仕掛けで70mラインの根の底部に仕掛けを置く。例によってウツボがアタックして竿先をフワフワさせる。潮色も白く濁っている。かなりの雨が降ったようだ。

仕掛けを回収すると、お決まりの55cm程のウツボが食いついていた。

気を取り直して第2投。フワフワと先程同様のウツボのアタリ?次の餌の段取りで、竿の横でヤドカリの殻を割り竿に目をやると、竿は海面に向けて延びて、緩めのドラグ調整のリールから糸がシュルシュルと引き出されれている。竿を左手で道糸と共に握り右手でドラグを締めながら合わせる。アタリから大型と思えたが強い引きは無く、20mまでごり巻きで軽く寄ってきた。更に巻くと、顔を出したのは中型の縞の綺麗なメスの石鯛、最後の締め込みを竿を水平でためて弱らせぶり上げる。計測すると57cm。魚をストリンガーに付けて同じポイントに投入する。

本命のアタリがなく、餌取りのアタリばかりとなる。2時間後、再びコンコンフワフワと怪しいアタリの後に、竿が海面向けて延びて道糸がシュルシュルと出た。前回同様大きく合わせるとギューンと竿を持っていく強い引きがきた。なかなかの魚(60cm超え)と感じた。

途中、何回かの締め込みに耐え、顔を出したのは銀ピカの綺麗な魚に感激!!期待したサイズではなかったが55cmのオスの石鯛。2cm小さいがオスとメスの引きの違いを感じられた。

その後、最後の1投に来たのは52cmのメスで納竿した。4時間で3匹の上出来の釣行だった。

今回も手持ち石鯛 18号を使用したが3匹ともカンヌキにかかっていた。鈎先が少しねむっていて根がかりの防止にもなっていたように思う。

タックルデータ

ロッド

がま石Z1 遠投H 5.4m

手持ち石鯛18号

ライン

道糸20号、天秤・サルカン自作、オモリ6角45号、ハリス36番25cm

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