FRESH WATER

【渓流】望月竜也(新潟県 村上市)

2019-12-02

渓流

望月竜也

釣行日2019/11/28 場所新潟県 村上市 荒川

釣果

サケ オス 70cm〜82cm 4匹  メス 62cm〜73cm 7匹

新潟県村上市を流れる越後荒川の鮭有効利用調査に参加しました。

寒気の影響で冷え込んだため水温が7度ぐらいに低下してしまい、サケの活性が下がる状況でした。

開始すぐに微かな魚信があり瞬間的に合わせると幸先よく竿が曲がります。愛竿がま渓流 ストリームマスターサーモン 8.5mにフロロカーボン5号通しの仕掛けです。鈎は早掛アキアジくわせアキアジの20号をメインに使用しました。

引き味でスレ掛かりとわかりましたが丁寧にやり取りして取り込みに成功です。横たわったのは綺麗な魚体の80cmの雄ザケ。背中へのスレ掛かりでしたが、その分引きも楽しむ事ができました。ポイント唯一の釣果に気持ちも軽くなります。

続けて82cmの雄ザケをキャッチしましたが早掛アキアジのストレートなハリ先は渋い魚信でも確実にフッキングさせる事ができ、ナノスムースコートの高い貫通力が大きな武器になりました。

その後は魚信が遠のいたのでサケの魚信を探しながら右岸側に位置する「1番ポイント」をウロウロと探索。

荒川はポイントに番号が付けられているため「前日はどのポイントで釣れていたか」「今期の実績ポイントはどこか」などがすぐにわかります。「1番ポイント」は前日まで釣れていたようでした。しかし、今日は他に竿が曲がっていません。

そこで中州付近に渡り産卵床の周りに潜む雄ザケを狙って立ち込みました。サケが掛っても取り込みに適した場所があまりないため、キープ力が高くサケのパワーにもビクともしない強さのくわせアキアジの22号を使用して流芯を攻めます。何度か流していると仕掛けの流れるスピードが遅くなりました。瞬間的に合わせます。竿が満月となり、サケの重量感のある引きが伝わってきます。サケの泳ぎを利用し上流へ引き上げ浅瀬に誘導します。この時に魚が暴れてバラしてしまうミスが出やすく注意が必要です。しかしくわせアキアジはサケの固い口にシッカリと刺さり、外れにくいため安心してやり取りできました。このハリは先端が少しねむり形状のため底を流す事の多いサケ釣りでも根ズレによる摩耗も少なく、不意の魚信に合わせても確実にサケの顎をキープできます。

ここでは雄ザケ2本と雌ザケ3本を釣り上げることができ、一旦休憩です。

昼食後は左岸の2番ポイントへ移動しました。時折水面に顔を出す雄ザケはかからず、雌ザケ3本を釣り上げたところで調査時間が終了しました。アラレが降ったりと寒い1日でしたが、ハリの性能に助けられた今期初の2桁釣果で終了しました。

タックルデータ

ロッド

がま渓流 ストリームマスターサーモン 8.5m

早掛アキアジ 18号〜20号くわせアキアジ 20号〜22号

ライン

ライン フロロカーボン 5号 通し、オモリ 5B〜3号

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