FRESH WATER

天竜川の尺上アマゴ(長野県天竜川)

NEW2025-07-10

渓流

吉村政治

釣行日2025年6月20日 場所長野伊那谷長良川

釣果

アマゴ 34cm 37cm

6月20日、天竜川に釣りに行こうと思い同じ倶楽部の塚田君に連絡をいれた。塚田君は天竜川に詳しく色々とアドバイスをくれた。
実は天竜川は去年、倶楽部の関東支部の大会をした川で、私は岐阜支部ですが呼んでもらえる事に。その時に尺上は釣れたが天竜差しと言える様なアマゴではなかった。
天竜差しとは本流とダムで大きくなったアマゴが上流へ遡上した白銀の鱗をまとったアマゴだ。

私はこのアマゴを自称天竜マスと呼ばせてもらっている去年これが釣れなかったので一年越しのリベンジ。

 

天竜川は特に深い淵があるわけではなくどちらかと言うと瀬の多い川である。家から高速道路で約2時間位で最初のポイントに着いたのは5時頃、釣り支度をすませ入川。
一投目は元気のよいミミズを選んで振り込んだ。しかし何の反応もない。

上流から丁寧に流して行くが魚信が何も無い結局1時間位流したが反応が無いので塚田君に教えてもらった場所へ移動した。


現地に着くと人気ポイントだけに二人釣りをしている。
邪魔にならない様に100メートル位下流で竿だすが無反応、見切りを付けて去年自分が尺上を釣った場所へ。

現地に着くとまた二人ルアーの人達が釣りをしている。平日なのに皆んな天竜マスを狙いに来ているのだ。
言っても去年一度来ただけの川、ポイントも分からない。

 

また車を走らせ良さそうなポイントを探し入川このポイントはほとんど瀬だ。よし、ここでやろうと本流スペシャルXH90を伸ばした。

がま渓流 本流スペシャル2

G-HARD V2 V2 ヤマメ

 

今日はまだ一度も魚信(アタリ)がない何とか一匹と思い、岩がポツポツと頭を出している複雑な流れを一つ一つ潰して行くが当たりがない。

流れの強い所に仕掛を打ち込んだ瞬間ひったくる当たり瞬時にアワセを入れた。
魚は頭を振ったと思ったら下流へ走りこんだ。竿を上流へ倒し自分の前まで戻す事に、しばらくやり取りが続きタモ入れに成功。
タモの中には天竜差しと言うに相応しい幅広の白銀のアマゴが横たわっている。本当に美しいアマゴだ。

計測をすると34cm。嬉しさが込み上げてくる。

アドバイスをくれた塚田君にLINEを直ぐに返信がきた「凄く綺麗な本命のアマゴじゃないですか!おめでとうございます!」と言ってくれた。
その後、200m位釣り下がったが反応無し、更に上流へ車で移動した。


気温も上がってきた時間は11時頃、釣りをするのも1時間位が限界と思い塚田君のアドバイスを思い出し支流の冷たい川が流れ込んでいるポイントに決めた。
餌を付け流して行く。

アタリだ!

アワセを入れるが、上がってきたのは本命ではない40cmオーバーのニジマス。

その後もニジマスが3本なかなか本命が釣れないオモリを4Bから3Bに替えてふわふわと流すと目印が水中に合わせを入れフッキング、ニジマスとは違う本命だ。
慎重にやり取りをしタモ入れに成功。計測をすると37センチの綺麗な銀鱗のアマゴだ。


写メを撮り弱らないうちにリリース。
暑くて心が折れそうだったが何とか運良く2本釣れた。

 


塚ちゃんありがとう。
天竜川美しいアマゴをありがとう。

タックルデータ

ロッド

がま渓流 本流スペシャル2

G-HARD V2 V2 ヤマメ

ライン

道糸1.2号、ハリス1号

エサ

ミミズ

吉村政治の関連レポート

渓流の関連レポート