SALT WATER

【船】中塚靖浩 (京都府 京丹後市)

2017-08-19

中塚靖浩

釣行日2017/08/02 場所京都府 京丹後市 京丹後沖

この時期になると京丹後沖の半夜釣りは午後2時頃に出船します。まずはマダイのフカセ釣りを楽しみ、日が暮れてからイカを狙います。当日は出船して10分程で46mラインに着きました。私が右舷トモに釣り座を構え、船長は左舷の胴に入りました。

竿は、がま船 真鯛スペシャル LV Hです。電動リールにライン6号300mで5号の下巻きを50m巻きます。ハリ先鋭く貫通性が高いケン付真鯛を使った3本鈎の自作仕掛けを用意しました。枝鈎にはスピンリングを使います。スピンリングの上下をそれぞれナイロン糸で編み込みます。

北東の風が強く凪が悪かったのですが、逆潮が西へ行き速くも無く良い感じです。

第1投まずは何もせずストレートで流してみます。160mまで出して回収するとエサがありません。そこからタナを絞っていきますがなかなかきびしい状況です。リールカウンター53mで船長が74cmのマダイを釣り上げました。しばらくして私にも83mでアタリがあり43cmのマダイを釣ることができました。

後半に船長が48mで76cmのヒラマサを釣りました。このあたりから少しずつ潮は速くなってきました。80m〜100mが本来のアタリ棚の潮です。しかし上潮がかなり速く滑っています。やっかいな「夏の上潮滑りの『つ』の字潮」です。

何もせず引かれるままにどんどん糸を出していくと、その先にはエサ取りが待ちかまえています。流すたびにエサがありません。

90mくらいからスプールの回転が速くなりました。そこから糸を出していくと119mでいきなり走ります。電動リールのクラッチが入り、大きく合わせて寄せてきます。かなりの重量感で上がってきます。横でタモ網を持って立っている船長は

「ヒラマサ違うか?あー怖い怖い、怖いなー」

励ましてくれているのか、冷やかされているのか…。

がま船 真鯛スペシャル LV Hが良い仕事をしてくれました。底から白い魚影をユラユラさせながら上がってたのは93cmのヒラマサでした。

同じ様に流すと続いて123mでラインが走り74cmのマダイ。さらに134mでクルクルっと回ったアタリをアワセて34cmのマダイが来ました。今日はこの潮の攻略がポイントでした。

日も暮れてからはイカ釣りを楽しみます。5本スッテの胴着き仕掛けとイカメタルを用意しました。ライトゲームロッドのライブラがイカパンチのアタリも敏感にとらえてくれます。夕刻までいい釣りになりました。

タックルデータ

ケン付真鯛(ナノスムースコート)11号
ナマリスッテ25号、浮きスッテ3号

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