SALT WATER

【堤防・波止】大田 徹 (大阪府 大阪市)

2017-04-30

堤防・波止

大田 徹

釣行日2017/04/29 場所大阪府 大阪市 大阪南港新波止

釣果

チヌ 40cm 4匹、アコウ 35cm 1匹、ガシラ 20cmまで 多数

GWを迎え夜の冷え込みもマシになってきたこの時期、大阪湾では半夜釣りのシーズンになってきました。

私のホームグランドとして毎週利用いている堺出島港から出船する「夢フィッシング」も4月29日より週末限定で半夜便がスタート。釣友と早速行ってきました。

朝の9時便で新波止に渡堤。まずは本業、チヌのヘチ釣りです。この日はスリット面よりも垂直面の方がチヌの活性が高く大潮で干満差の大きい中、潮位の低い時間帯以外は浅いタナでチヌがヒットしました。短時間で私は4匹、釣友は6匹と楽しめました。壁にはびっしりと付着したイガイの稚貝を捕食するチヌが稚貝が付着する層まで浮いてくるのです。春の産卵期を終え、今後最盛期を迎える釣りが楽しみです。

18時半頃からは青イソメを餌に半夜の根魚狙いです。ターゲットは昼間では簡単には釣れない20cmを超えるガシラやメバル。そして釣れれば嬉しい高級魚のアコウです。

ポイントは堤防全域。ケーソンの隙間を中層から底まで探っていきます。ガシラ、メバルは活性が高い時は中層で釣れる事が多々あります。また、アコウは底付近を狙います。日暮れ直後は底でガシラがポツポツとヒットします。小型のリリースサイズが多くひとつのケーソンの隙間で1、2匹しか釣れない状況でした。活性が高ければひとつの隙間で数匹釣れます。干満差はあるものの横の動きが全くない潮が影響したのでしょうか。

しかし釣友は早い時間に30cmクラスのアコウを2匹釣り上げていました。私にも!「コツッ」っと小さなアタリをすかさず合わせた瞬間、ガシラとは全く違う重み。グイグイとスリットの下段へ逃げこもうとします。

がま波 さぐりスペシャルは結構曲がりますが粘り強く強引な引きを吸収し魚を浮かせてくれます。かかったアコウは流石に重くて足場の高い新波止では抜き上げることができません。そこは釣友がタモを持ってきて無事に確保できました。立派なサイズのアコウでした。

仕掛けも40cmクラスのアコウでも大丈夫な堤防アコウ・ガシラ・メバル仕掛で安心です。

その後はリリースサイズのガシラ数匹追加で迎えの20時半便が来て納竿。釣友と共に半夜便初日にアコウが出て満足です。大阪湾の沖堤防では武庫川や神戸の渡船店でも半夜釣りを開始しています。是非高級魚のアコウや良型の根魚を狙ってみてはいかがでしょうか。

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