SALT WATER

最盛期突入!!

2021-06-02

落し込み・筏

大田 徹

釣行日2021年5月30日 場所大阪府大阪市南港新波止

釣果

チヌ 40㎝〜51㎝ 43匹 (キビレ4匹含む)

大阪湾の各沖堤防は若干遅れていたイガイもそこそこ付き出し成長してきました。

そして産卵明けの個体が5月中旬から体力を回復する為にバリバリと捕食しだしました!
今年、関西は梅雨入りがかなり早く5月22日の釣行日前の平日はほぼ雨続きでしたがタイミング良く22日は梅雨もひと休み。

朝からホームグランドの南港新波止へ釣行し夕方までに50.7㎝を頭に21枚の釣果でした。

までは2桁釣れるか釣れないかの状況でしたので梅雨入りを境に食いが一気に上向いた感じです。
それからは連日の様に慣れたベテランの方なら20枚、30枚と釣果が出ていました。ホームの新波止だけではなく近隣の北港や武庫川一文字も同様に釣れています。
 
そしてワクワクの週末。土曜に釣行予定が強風予報の為に休船。がっくりきますが仕方ありません。安全第一です!
翌30日の日曜は1日通して緩い西寄りの風予報。早朝からいつもお世話になってる堺出島漁港から出船の夢フィッシングさんにお世話になり新波止へ。

日曜ともあり青物狙いのルアーマン、最近釣れ出したマダコにサビキやメバル等の根魚狙いの方達で大盛況。渡船はピストン状態でした。

私はいつも新波止のカーブ付近に上がり白灯か赤灯か人のなるべく少ない場所で釣りを展開します。

この日はカーブから白灯の間を重点的に攻めました。まず日の出の時間帯は内向きの垂直面、ある程度叩いた後は沖向きのスリット。

垂直面は良い感じに濁りがあり早朝から上層(イガイの付着層)で当たりまくります!

スリットは夜中に吹いていた北東風の影響で透け気味ですが若干深めのタナ(2ヒロ前後)にチヌがチラホラと見えていてそのタナまで落とすとコンスタントにHITしました。

他魚の釣り人や同じくヘチ釣りの方も沢山居られましたがテンポ良く探りアタリを捉えてHITさせていきました。

結果、午前中は51㎝を頭に32枚!サイズも40㎝以下は無しで50㎝前後も多数混じりました。

体力も回復して引きもかなり強烈で腕もパンパン(笑)人が多い中、集中力を高めて釣りを展開しましたのでちょっとバテました(笑)
お昼はランチタイム含めて長めの休憩をとり再度釣り開始。ここまできたら目標は50枚!

午後からは干潮が16時前という事もありどんどん潮が下げていく中、アタリも減りかなり散発的、渋い状況に…
それでもたまにアタリはあるので拾い釣りの展開でした。

渡船の最終迎え便が18時半頃ですが夕方のゴールデンタイムも潮が上がってこない時間帯でアタリも少な目…

結局午後は11枚(キビレ4枚含む)の追加、サイズは午前と同様に51㎝を頭に良型揃いでトータルは43枚で終了となりました。
午後からは潮位の影響もありアタリは激減しましたが様々な釣り人が多い中でこの釣果は十分満足です。これからが落とし込み・ヘチ釣りの最盛期!

皆さんも機会がありましたら是非大阪湾でチヌのヘチ釣りをしてみて下さい。しばらくはイガイをエサに楽しめます。

この日、初めて落とし込みをした方も居られ午前中に48㎝までを7枚釣っておられました。足元の浅いタナでの魚信、良型チヌの強い引き!間違いなくこの釣りにハマったと思いますよ!

普段ならホームの新波止は銀参郎の300MHを使う事が多いのですがこの日、午前中は300Hを使用しました。

Hタイプですが硬い訳では無く結構曲がります。しかしながらロッド全体でチヌの強烈な引きを止め浮かすパワーが凄い。

大チヌ以外にもカンダイやイシダイ・真鯛等、ヘチ釣りで狙える大型魚にも十分対応出来るタイプだと実感しました。
鈎はエサがイガイの時は発売当初から安定感抜群、信頼のチヌRを中心にデカケンチヌ、貫通筏を使っています。全てナノスムースコートで刺さりは抜群ですね!

タックルデータ

ロッド

がまちぬへちさぐり銀参郎 300H・300MH

チヌRデカケンチヌ 4号

ライン

ライン(フロロ2号・オレンジ) ハリス(フロロ2号)

エサ

イガイ

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