釣果
ニジマス 25cm~45cm 3匹
静岡県富士宮市の潤井川へ釣行した。前日にGFG会員の釣友が掛けたものの相手にされなかったというビックワンの正体を探るべく人渓したが、いつもの如く到着はお日様が高く上がる時間。お目当てのポイントには既にルアーマンが入っていた。話を聞くと下流の橋まで釣り下ると言う。釣友と相談し先ずは下流の区間を釣り、頃合いをみて上流部へ転進することになった。
最初に入った下流部の水深のあるポイントは過去には40cmオーバーのニジマスや尺上アマゴの実績のある場所だ。左岸に立ち手前の流れから探るが魚信は出ない。徐々に対岸へ向かって探る筋をかえて流して行く。増水した流れに仕掛けが馴染まず、オモリをG1号の2個付けからB号の2個付けに変えて更にゆっくりと流す。しっかり底を捉えた瞬間に仕掛けが押さえ込まれた。
重量感ある引きから良型であることは明白だ。竿の操作である程度の範囲で泳がせて体力を奪う。左岸にはアシが生い茂っているため手前に寄せるとハリスが絡まり万事休すとなる。慎重かつ大胆に泳がせ、浮かせる。最後は流れに負けて下流へ流される魚を極端に引きすぎないように丁寧に寄せタモ入れした。
納まったのは40cmを軽く超える魚体。やり取りに苦労したのが納得できる尾ビレも胸ビレもしっかりした45cmのニジマスだった。
A1 ハイパー渓流 6号はハリ立ちの素早さで硬い口先を捉え、掛かってからも軸の太さでパワーある魚にも力負けしないため安心して魚と対峙する事ができた。
その後はお目当てのポイントへ移動したものの既に何人もの釣り人が入った後では魚信も出ず、釣友が成すすべなくやられた魚体を確認できないまま移動した。
その後はハリスを0.25号へ落として幅広のニジマスを追加。元気に疾走する引きを十分楽しんだところで納竿した。
この潤井川や隣の芝川は10月15日まで釣りを楽しむことができる。まもなくシーズン終了となるが、40cmどころか50cmオーバーも潜む河川だ。最近は大型のアマゴ(ヤマメ)の釣果が聞けず寂しい限りだが、シーズンの締めくくりに釣行してはいかがだろうか。



タックルデータ
- ライン
-
ハリス フロロカーボン 0.25号~0.4号、オモリ G2~3B
- エサ
-
ブドウ虫、ミミズ、クロカワムシ
望月竜也の関連レポート
-
2022-05-31
増水後の好条件に期待して。
5月15日、前日の雨で増水を期待し富士川水系の常葉川へ向かう。 現地に着くと殆ど水位に変化がなく期待薄の状況で転進を決める。 あちこち見て回ったが、最終的にホームグラウンドの福士川へ移動、こちらはそこそこ水量もあったので […] -
2022-05-31
数釣りにこだわった一日。
今シーズンは色々な方々と釣行する機会が多く、初めてアマゴを手にして満面の笑みで喜ぶ姿や、厳しい条件下でようやく掛けた魚を見る優しい笑顔を見ていて、改めて魚を釣ることの楽しさ、大事さに気付いた。私の原点である渓流域の釣りに […] -
2022-02-21
一粒で二度おいしい?
2月16日、長野県の渓流釣りが解禁となったので、松本市を流れる犀川漁協館内に釣行した。事前に遊魚券(年券)は購入してあったのでコロナリスクを下げるため、自宅近くのコンビニで必要な食材等を買い出してポイントへ直行。この日は […] -
2022-02-18
仕掛けのマッチで数を伸ばす。
2月12日にGFG会員の内藤君と富士五湖の一つ精進湖へ釣行した。 年明けから湖面に氷が張り、出船出来ない日が続いていたが数日前から氷が薄くなりボート屋さん(金風荘)がポイントまでの経路を作り、釣りが可能となった言う情報を […]
渓流の関連レポート
-
2022-05-31
数釣りにこだわった一日。
今シーズンは色々な方々と釣行する機会が多く、初めてアマゴを手にして満面の笑みで喜ぶ姿や、厳しい条件下でようやく掛けた魚を見る優しい笑顔を見ていて、改めて魚を釣ることの楽しさ、大事さに気付いた。私の原点である渓流域の釣りに […] -
2022-02-21
一粒で二度おいしい?
2月16日、長野県の渓流釣りが解禁となったので、松本市を流れる犀川漁協館内に釣行した。事前に遊魚券(年券)は購入してあったのでコロナリスクを下げるため、自宅近くのコンビニで必要な食材等を買い出してポイントへ直行。この日は […] -
2022-01-06
荒川鮭有効利用調査に参加。
12月5日に新潟県村上市の荒川で行われている鮭有効利用調査に参加した。前日もエントリーしていたが、金曜夜からの雨で増水し危険が伴うとの判断で中止となってしまった。翌 5日は早朝から受付に列び、ネットの河川情報で水位の減少 […] -
2021-09-21
釣友に誘われ朝練に。
渓流シーズンもあと僅か、釣友のK君から朝練に行きたいですと要望があり山梨県都留市の桂川へ釣行した。このところ取水状況により水位が高く危険な区間があると言う情報で心配したが入渓した西桂地区は平水より少し高い程度で条件的には […]