FRESH WATER

【渓流】冨田真規(岐阜県 郡上市)

2014-04-27

渓流

冨田真規

釣行日2014/04/26 場所岐阜県 郡上市 長良川本流

釣果

アマゴ 22cm~28センチ 10匹以上

桜は散ってしまいましたが、ようやく春らしい季節になりました。少なからず水も温んできて、なんとか流れに立ち込めそうです。本流のプクプクとしたアマゴも食べたいし‥。

そんなわけで4月26日の土曜日、岐阜県郡上市の長良川本流へ出かけてきました。

焦って早朝から竿を出して寒い思いをするのもいやなので、我が家を6時前に出発。川に着いたのは7時を回ってたと思います。GW前と言っても川の朝は寒いですね。結局モコモコ着込んで河原へ降り立ちました。

先日の雨で少し水量は回復したようですがまだ少なめ。石にはべっとりと茶色のコケが。調子こいてるとまあ滑る滑る。おっかなびっくりで仕掛けを伸ばし、ミミズを鈎に付けました。

ようやく朝日が差してきて背中がポカポカ良い気持ちです。なぬっ、ってことは、朝日を背にして入川したってことですね。だめですね。渓流釣りのいろはを知りませんね。自分の影が川に差して、魚を脅してしまうということを懸念した先人の戒めなんですが、まあ固いことは言いっこなし。

スーッと水面を滑っていた目印がスイッと水の中へ。一匹目が掛かりました。この頃の本流は風が吹き出すこともよくあるので、硬めのがま渓流 ストリームマスタートラウト POWER Ⅹを使用したのですが、意外に曲がります。結構引くんですね、こいつ。タモに収まったのは25cmくらいの綺麗なアマゴです。

私は自他ともに認める怠け者。クルマから降りてすぐ釣り場ってのが好きなので少々の場荒れは覚悟の上なんですが、さすがに郡上の長良川。後がなかなか続きません。振っては半歩、流してはまた半歩とスタンスを移しながら探ります。強い流心から吐き出された水の束が、水面にヨレを作る程度に緩んできた辺りでようやく次のアタリがありました。こいつもまずまずの型で24cmはありそうです。

こんな感じでアタリはたまにしかないのですが、川向うからも背中からもウグイスのさえずりが聞こえ、まさに春爛漫って感じで良い気持ちです。ポツポツアタリを拾いながら下流へ移動しました。

途中、ほかの釣り人とものんびり話します。春の釣りはこののんびり感が良いんです。滑って転ばぬようにゆっくりと歩き、たどり着いた最後のポイントは見るからに池という感じの大淵です。じっくりと時間をかけて、底を掃くように流していくと、相変わらずポツポツですがアマゴの配当がありました。

やはり11時頃になると風が出てきてしまいました。我が家の食卓を彩るには十分に釣れたので竿を納めました。

タモに移して釣ったアマゴをよく観察してみます。みんなプクプクに太って実に美味そうです。放流残り組は3匹。後はみんなピンシャンの本流アマゴでした。

帰って開いて一夜干しに。翌日早速食べてみました。ホコホコとしたアマゴのピンクの身が御飯によくマッチして‥、美味いっ!ご馳走をくれた自然に感謝です。

画像1:本日の釣果 良型ばかりで楽しめました
画像2:まるで池のようなポイント

タックルデータ

ロッド

がま渓流 ストリームマスタートラウト POWER Ⅹ

ナノヤマメ 7号

ライン

ミチイト 0.8号、ハリス 0.6号、オモリ 2B~8B、エサ ミミズ・イクラ

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