SALT WATER

波口でキス釣り

2021-11-15

小野山太

釣行日2021年11月14日 場所愛知県田原市堀切海岸他

釣果

キス34匹 12センチ~22センチ

11月半ば、気温が下がっていき、防寒具がないと釣りに行くのは厳しい時期となってきた。
そんな中、キスはまだまだ釣れる。


投げ釣りでキスを狙う場合、波口(はぐち)と言う言葉がでてくる。
通常、道糸の色で距離が分かるが、1色は25メートル。
その手前が力糸で釣れるとか波裏で釣れるとか言うが、波口で釣れるとも言う。


今回の釣行では、1色半~波口で釣れた。
3色くらい投げて鉛と仕掛けが着水してから着底するまでに仕掛けが絡まないようにリールを巻きながら糸ふけをとってさびき始める。
すると1色半を過ぎてブルブルとキスのアタリがきた。
回収するとキス17センチの2連掛け。
その後は同じポイントではあたらなくなり、段々と距離が近くなってきた。

連日の時化により波がたっており、釣行日の前日にやっと海が落ち着いた様子だが、この日もまだ、波が有り、手前で釣れる?と思われたが、波がたつ後ろに仕掛けを置き、波裏のカケアガリを狙うとキスのアタリがきた。

 

しかし、仕掛けを置く位置が近いと波にもまれて絡んでしまう。
波口を狙うときは波の動きをよく見ながら、仕掛けがどの方向に入っているかを考えながらアタリを待つ。
波口はフグがいる可能性も高く、針が取られる事もしばしある。
アタリがキスなのかフグなのかを当てながらポイントを探る必要がある。
また、距離が近いためアタリが大きくでやすいのも魅力的だ。
ただ、潮の満ち引きや濁りなどで急に魚種が変わる事があるので気を付けていきたい。
遠投は出せる距離が皆違うため、誰でも狙えるというのはないが、波口は誰でも狙える。

 

状況が変わりやすいため奥深く難しい。

波の立ち方を見ながら移動しキスを釣り上げた。

この波口の釣りがうまくなると他の釣り人に差をつけることができる。
水温が下がりキスが遠くにいくまであと数日しかないだろう。
手前で釣れるラストチャンスを逃すな!

タックルデータ

ロッド

がま投 GEASYS X 30-405

がまかつ 競技キススペシャル6号

ライン

砂紋X8 06号

エサ

赤イソメ(ジャリメ)

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