釣果
15~22センチ40匹
岐阜県郡上市を流れる長良川に釣行しました。解禁当初は梅雨入りの大雨で竿出し出来ない日が続きましたが、天然遡上は極めて良好な年です。梅雨明けと共に川の石色がピカピカに磨かれ、引き水の良いタイミングでは、束釣りの声も耳にするようになってきました。
午前10時頃、大和地区の丹羽オトリ店でオトリを購入。先行者が多く、空いているポイントを探して入川。当日の状況は、連日の猛暑で水量は渇水。高水温なため曳舟のアユをいかに弱らせず活かしておく必要があります。
スレている可能性を踏まえ、泳がせ釣り引き釣りとオールマイティーに使えるがま鮎競技スペシャルV7引抜早瀬8.8メートル選択。仕掛は、比重1.0とオトリが滑らかに泳ぐことができる今年新発売のアーマードF+プロパーフェクト仕掛け0.08号を選択。掛けバリは、ハリ先の傷みにくさと細軸ナノスムースで刺さりの良さで定評のあるGハードV2刻R7.5号3本錨選択した。
天然遡上河川の長良川で釣れるサイズは、15~22センチと予想して、丈夫で扱いやすい適度な仕掛で、オバセのコントロールで野アユへアピールすることにしました。瀬肩には沢山のアユが見えますが先ずは泳がせ釣りで開始。オトリを自由に泳がせると、速攻で追い星がクッキリとした18センチが掛かってきました。オトリが天然に変わり、ここからは同サイズが入れ掛かり。その後も順調に、15~20センチクラスがポツリポツリと掛かったところで、午後1時に休憩を挟むことに。
午後2時過ぎ、強烈な陽射しが降り注ぐ中、段々瀬の中断から再スタート。気温上昇は止まず、35度以上を観測。オトリを弱らせないように注意しながら瀬の白泡に入れると20センチの鮎が飛び付いてきました。流れの速いポイントでは、目印が引き込まれる。これはめっちゃ引く!!この日最大22センチの良型がタモに収まり、その後もコンスタントに釣れ夕方5時に終了しました。
渇水で渋めではあったものの緩やかな流れや小さな流芯、岩盤域など細かく丁寧に探っていくことで、天然遡上の強烈なアタリを十分に楽しむことができました。アユは沢山いますので、ここは一雨欲しいところ。一度河川がリセットされたあとは、釣果も期待でき、シーズン終盤まで楽しめると思います。


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