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ヒラマサ遠征とプロトロッドのテスト

NEW2025-11-05

ショアジギング&キャスティング

社員釣行記

ROCABERA 96XH
プロトの実釣テスト

今回持ち込んだのは、自分が企画しているパックロッドのプロト「ROCABERA」96XH。6ピースで仕舞寸法55cm。電車でも飛行機でも、とりあえずカバンに突っ込んでおけるサイズ感だ。

公共交通機関を利用する僕にとって、この仕舞寸法はかなり重要になる。これ以上長くなると、パックロッドなのに持ち運びに苦労するシーンが出てきてしまうからだ。

現場での組み立てとファーストキャスト

現場に着いたら継ぎ目をひとつずつ差し込み、ガイドを揃えていく。組み上がった姿だけ見れば、普通のショアロッドと何も変わらない。

ROCABERA組み立て
▲ 組み上がったROCABERAの姿

朝マズメのヒラマサとの対峙

足元のサラシの中をキビナゴが群れになって泳いでいる。ラピード200Fにフロント3/0、リア2/0を付けてキャスト開始。ショートピッチでは反応が薄かったが、ルアーの頭を水中に入れて早引きに切り替えるとすぐにひったくるようなバイト。

ヒラマサとのファイト
▲ 竿を立ててしっかり対応

ドラグ設定とロッドのコンセプト

ドラグは5kgほどの緩め設定。LUXXEプロスタッフ・大川漁志さんのアドバイスで、余裕を持ったやり取りが可能になった。

96XHは「人は楽に、魚には負荷を」というコンセプトで開発。曲げ込むことで魚を止め、節ごとにパワーを発揮する設計だ。

ロッドの曲がり
▲ ロッドが魚の動きに“息をする”ように対応

シイラとヒラマサの連続ヒット

小型のシイラが跳ねる中、ルアーに真横からアタック。重量感から「これはでかい」と確信。焦らずロッドに仕事をさせて距離を詰めていく。

ヒラマサとのやり取り
▲ 各節が魚の突っ込みを吸収

ランディングと手応え

結果は11kg。膝の上に抱えたときの重量感と達成感で自然と笑顔に。ROCABERAのテスト釣行として非常に有意義だった。

11kgヒラマサ 満面の笑顔
▲ 11kgのヒラマサをキャッチ!

今後の展望

ROCABERAはまだプロト。ガイド位置や仕様は今後も煮詰めていく予定。55cmの束が磯の上で自然に仕事をしてくれるなら、形にしたい理由は十分すぎるほどある。

このロッドにも「遠くの地へ連れていってくれる道具」になってほしい。テストはまだまだ続けるつもりだ。

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タックルデータ

ロッド

ROCABERA96XH

SP XH 2/0,3/0

ライン

PE6号

ナイロン110lb,150lb

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