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残暑の終わりが見えないダム湖のへらぶな!(兵庫県青野ダム)

NEW2025-09-01

へら・鯉

伊藤 規行

釣行日2025年8月31日 場所兵庫県 青野ダム

釣果

43.5cm以下5枚

8月も終わりと言うのに、今年の猛暑はいつまで続くのだろうか⋯


8月最後の日曜日、ホームグラウンドの兵庫県三田市の青野ダムへ釣行。
今年の異常と言える暑さは当然水中の魚達にも影響しており、例年通りの典型的な夏のパターンでは思うような釣果は望めない。
特に野釣りともなればポイント選択がその日の釣果に影響する事は言うまでもない。もじりの有無はもちろん、風向き、水色、前日からの水位の変化、人的プレッシャー等々、朝のポイント選びはいつになく時間をかけて焦らず慎重に。

 

がまへら 幻将天

ギガリフト

朝は晴天無風の青野ダム

ポイントが決まれば次に重要なのはタックルセレクトと狙うタナの選定。
当日はもじりは多く見られるがやや沖目。出来るだけ長目のロッドで狙うのが有利ではあるが、気を付けたいのは風が
出てからの振り込み精度との兼ね合い。また頭上の障害物等も考慮してがまへら幻将天18尺を選択。餌はマッシュポテトをベースにタナは底ちょい切りの宙釣り。針はリフトの15号で開始。
1時間ほどでウキの動きに変化はあるものの掛かってくるのは外道ばかり。
気を取り直し少しずつタナを浅くして行くとなじみ途中でサワリが出始め。
なじみ直後のアタリは空振り、次は少し餌を小さく柔らかくしてみると⋯
なじみ際にズバっとウキが消し込み!

ファーストヒットは当日の最長寸43.5cm

43.5cm待望の本命。
当湖は40cm前後がアベレージサイズで超弩級の巨べらにはなかなかお目にかかれないが、なんと言ってもこの釣り場の魅力はそのサイズからは想像出来ない引きの強さ!当然片手で引き寄せるには無理があるが最後の取り込み時はどうしても不利な体勢になるのだが。
なので掛けてから取り込むまでのやり取りの時間が次の1枚に繋がる、一気に沖に走る魚を極太の握りで片手にロッド、片手に玉網の姿勢で有無も言わさずに引き寄せる取り込む事が出来るパワーを備えてる事が幻将天最大の特徴。

強靭なロッドと強靭なハリ

もちろんロッドだけではなく野べら狙いで重要なのはハリも同じ。軸の太さや大きさだけでなく、狙うナタまでしっかりエサをもたせるフトコロの広さ、餌切れの良さ。ギガリフトは三拍子揃ったハリで当然強度、掛けてからのバレにくさも兼ねそろえているので特に軟かいマッシュ系の餌を使った大型狙いの野釣りには最強の針です。
今年はまだまだ残暑厳しいですが皆様も是非、強靭なタックルで野べら釣りにチャレンジしてみてください!

タックルデータ

ロッド

がまへら 幻将天 18尺

ギガリフト15号

ライン

1.5号

エサ

マッシュ系両ダンゴ

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