釣果
ノドグロ 24cm〜37cm 23匹、シロソイ25cm〜34cm 5匹
今回は京都府 浦島グリのノドクロ釣り。ターゲットになったノドグロは、浦島グリで釣れるユメカサゴのこと。一般的には、スズキ目スズキ科のアカムツをノドグロと呼ぶが、カサゴ目フカカサゴ科のユメカサゴ(ノドグロカサゴ)もノドグロと呼ばれている。どちらも最高に美味しい魚です。
このノドグロ(ユメカサゴ)は水深150m以上の岩礁周りから砂泥地に住む。口から腹の中が黒いので、ノドグロと呼ばれている。
ノドグロはアラ釣りやオニカサゴ釣りで釣れる事があるが、専門に狙って釣らせてくれる船は少ない。ノドグロのポイントを熟知し、宮津の沖釣りの事なら生き字引と言われる光洋丸の今岡 厚志船長に浦島グリのノドグロ釣りに案内して頂いた。
GFG関西南貞夫さんと福田容士さん、私の3名分と光洋丸常連さん3名の計6名で6時30分に出港した。約1時間50分程で浦島グリ南側のポイントに到着。右舷前に福田さん、右胴の間に南さん、私は左前に釣り座を取る。海上は南東の風に波高0.5〜1m程、上潮は東にやや速く流れるが底潮は、ほとんど動かず船頭泣かせの潮だ。
水深約170m〜155mのポイント斜めカケ上がりのポイントを、船長が船をコントロールして流す。
午前9時前船長の合図で釣り開始。
この釣りは、がまかつのオニカサゴ仕掛等が最適であるが、潮の緩い場合や二枚潮の時は、天秤はトラブルが起きやすいため、初心者の方は胴突き仕掛けが良いでしょう。ノドグロ(ユメカサゴ)のポイントは、海底は砂泥地なので殆ど根掛かりは無いと考えて良い。この釣りはベタ底がアタリ棚となるので、竿先を上げて止め、ゆっくり下ろしエサを自然に落ちて来る演出を繰り返す。海底をトン・・トン・・と叩くイメージでゆっくり誘い聞きをすると・・アタリはシロソイより明快に出る。ただし、潮・風の状況で変わるが、底取りと聞きアワセ(誘い聞き)の間は、魚が餌をくわえる間合いを取る。
がまかつ オニカサゴ仕掛 3本鈎仕様(全長2.3m)に、サバの切り身、幅1〜1.5cm・長さ7〜10cmと、ホタルイカをチョン掛けで3本の鈎に交互に、餌と一緒に2〜3号のタコベイトの半割を付けるのもアピール度を増すのには良い。天秤と仕掛が重ならないように投入、糸フケに注意しながら仕掛を送り込み、着底手前でスプールにブレーキを掛け無駄な糸フケを抑えて着底したら素早く確実に底ダチをする。底〜2〜3m程(仕掛け全長分まで)を探りながらアタリを待つと、直ぐに竿先を明快に叩く・・聞きアワセ鈎掛けしてから、1m程ラインを送り出し数十秒、間合いを入れて誘い聞く!竿に重みを増したところで、アワセル!グングンと竿先を叩くノドグロのアタリは明快である。
ノドグロ(ノドグロカサゴ)は、水圧の変化に動じないので、海面まで引き味を楽しませてくれるが、巻き上げ時の後半は慎重に遣り取りして取り込みはタモアミを使用するのが無難である。この魚は取り込み時の鈎外れが多いので気を付けよう。海面下に薄紅色の魚影 ノドグロが2連で顔を見せてくれた。
この後も、潮が悪い中今岡船長の、匠の操船で、シロソイを交えて本命のノドグロも良く釣れて、納竿の午後4時までに天秤と胴突き仕掛けで、ノドグロ24cm〜37cm 23匹とシロソイ25cm〜34cm 5匹の釣果でした。
言うまでもないが、ノドグロは美味い!刺身は勿論、唐揚げや塩焼き最高です。10匹程一夜干しにしたが、これも絶品。是非品の良い脂の乗ったノドグロ・シロソイを釣りに行ってみては如何でだろうか。
光洋丸では、これからしばらくシロソイ・ノドグロを中心に出船する。また、状況次第では沖メバル・真鯛釣りも期待できる。光洋丸の乗船人数は、最大6名までなので、ゆっくり出来、オマツリが少ないのが良い。釣り物に関しては船長に電話連絡して、ご相談いただきたい。今岡船長が最高のポイントに招待してくれる事は間違いない。
タックルデータ
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