釣果
マダイ 34cm〜82cm 5匹
5月晴れの好季節!真鯛釣りでも好季節となり、和歌山県で良型真鯛の気配を感じる。
みなべ堺の純栄丸の湯川 佳基船長に真鯛ポイントに案内してもらった。
みなべ堺港から5時30分出港。約20分水深58mのポイントに、船をアンカーで掛けての、カカリ釣り。
天秤仕掛で、この4月発売の、がま船 真鯛ハイパースペック3.6mで良型真鯛を狙う。
この日、北西の風、潮は緩い上り潮で、水温は前日より2度程下がった状況だ。水温が下がった事もあり、底〜10mのタナを探るが、魚の活性が悪くサシエが残る。
3投目、まず、底からハリス分切ったタナでマキエの中にサシエを同調させて竿を煽り、誘いを掛けると竿先に前アタリ・・竿に乗せてアワセル!40cmクラスの真鯛が顔を見せてくれた。その後、イサキ等は顔を見せるものの、本命の真鯛は中々サシエを喰ってくれない。
納竿40分前・・着底少し手前からスプールにブレーキを掛け、着底したら確り底を取り、ハリス半分程を巻き上げ1回目のマキエを振り出し、残りの分のハリス分を巻き上げ、2回目マキエを振り出す・・ハリスが馴染みサシエとマキエが同調した頃を見計り、ラインを潮の流れに合わせ1m・2mと送り込む・・3mでラインが音を立てた!竿を立てスプールをロックする。リ-ルから ドラックが 滑り、10メーター程ラインが引っ張り出された。何度と抵抗を繰り返すが、がま船 真鯛ハイパースペックのアクテブサスデザイン+PCS(ネジレ防止)が、難無く みなべ沖の大鯛を海面に引っ張り上げる。82cm(8㎏)腹パンパンの雌の乗っ込み真鯛が姿を現した。良型真鯛は、この日ベタ底でエサを咥えた!
※餌・投入のポイント
マキエカゴに沖アミを7〜8分目入れ、サシエはしっかりしたオキアミの尾羽を切り取りそこから鈎先を腹側に抜きオキアミが真っ直ぐなるように付ける。又は1匹掛けしたオキアミの腹側から出た鈎先を腹から尾に向けて刺し、腹合わせに2匹掛けする。この時もエサが回転しないよう尾羽を切りエサが真っ直ぐなるように付ける。この日のように潮の速い時は特に差し餌の尾羽を切り真直ぐ刺さないと、差し餌が回転して喰いが悪くなるので気を付けることが必要です。
仕掛の投入は、潮下に他の乗船者の仕掛がある場合、天秤・マキエカゴから投入、ハリスを持ち誘導して先鈎手前で道糸に絡まないよう放す。潮下に他の乗船者の仕掛がない場合は鈎先から投入しても良いが、風の影響等で船が振る事があるので、投入時は廻りの状況を適格に判断しましょう。時合いでのトラブルを避けることによって他の乗船者や自分の釣果につながります。
※基本のタナ取り
船長の指示タナがある時は指示タナからハリスの約半分、ハリスが6mならば指示タナからコマセカゴを2〜3m落とし1回目の撒き餌を竿で大きくあおり撒き、そのまま指示タナまでコマセカゴを巻き上げ2回目の撒き餌を撒きアタリを待つ。本アタリが無く差し餌が取られるようであれば、タナを上げ、差し餌が残るようであれば、タナを下げて差し餌の状況を見てその日のアタリタナを探る。指示タナがない場合、正確に底ダチをして底からハリスの半分程の位置で1回目の撒き餌を撒き、残りのハリス分巻き上げ2回目の撒き餌をする。後は指示タナのある場合と同じ要領である。通常春は、秋〜冬に比べ、アタリタナは上目である。今回は、水温が急激に下がってアタリはベタ底になった。
※純栄丸ではがま船 真鯛ハイパースペック2.4m、CHANNEL MARK 50号2.7mが試用出来ます。ご希望の方は船長にお申し出下さい。
タックルデータ
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