SALT WATER

【船】平井 憲 (三重県 鳥羽市 石鏡沖)

2015-02-11

平井 憲

釣行日2014/12/24 場所三重県 鳥羽市 石鏡沖

釣果

ヒラメ 40~56cm 4匹、マゴチ 55cm 1匹、ホウボウ 34〜40cm 2匹 ガシラ 1匹

三重県・鳥羽 石鏡沖の ヒラメ釣り(流し釣り)

寒さ真っ盛りのこの時期 熱い沖釣りと言えば、アタリを如何に出し如何に喰い込ませアワセのタイミングをはかるヒラメ釣りがある。無論ボウズも覚悟の釣りではあるが、試行錯誤で釣り上げたヒラメは格別の喜びと、釣り上げた充実感をもたらしてくれる。釣り味、食べ味とも一匹の価値が大きい釣りだろう。

この寒ヒラメ釣りで、かなりの確率でヒラメが顔を見せてくれるのが三重県鳥羽市の石鏡沖である。そこで今回は石鏡港を出船基地としている里中船長の三幸丸で生き餌イワシを泳がせてヒラメを狙う!

三幸丸では、里中船長が初めての方や解らない事などあれば親切丁寧に指導してくれる。初めての方は予約の際に申し出て下さいとのこと。

生き餌のイワシを泳がせてヒラメを狙うのだが、この釣りのポイントの一つは生き餌の装着にある。まず寒い時期ではあるが、掌を濡らすか、海水の入った桶(自分の生け簀)の中で、親指と人差し指で頭・目部分を押さえ、手の平でソフトに包むように握る。そうする事で暴れず、鱗が取れにくくなり弱りにくい。今回は孫鈎仕様なので孫鈎は肛門から浅く刺して鈎の先が餌の頭を向くように抜くか、孫鈎を背鰭の後に掛ける。親鈎は口か鼻に掛ける。この時、親鈎と孫鈎の間のハリスが引き攣ら無いように調整する。口掛けの場合、アジは下顎から上顎に抜く方が弱りにくいが、イワシは口の中から上顎に抜く方が弱りにくいようだ。鼻掛けは鈎が廻って目や他の部分に刺さらないように、ストッパー(ソフトビーズ)を調整して確り付けると良い。

気を付ける事は、餌を弱らせないように生き餌は優しく握り持ち、素早く鈎を掛ける事である。この釣りは餌の生きの良さが重要である。

今回はヒラメを狙うため、がまかつ プロヒラメ遊動仕掛を使用した。がまかつ プロヒラメ遊動仕掛は親鈎が移動式で、生き餌の大きさに応じて調整出来るので便利だ。

三幸丸の午後便に12時乗船。釣り座を右舷の舳先から二番目に取り石鏡港を出港。港から15分程でポイントに到着。水深は30〜40m。この日は弱い北西の風で潮も動き期待が持てる。里中船長は潮の流れと風方向を見て、船をコントロールしながらポイントを流す…釣り始めは左舷艫からポイントに流れ始める。

船長の合図で、錘と生き餌が重ならないように静かに投入。降ろすスピードはスプールを少し抑え気味にして、錘の落ちるスピードで生き餌を弱らさないように降ろし、着底手前でブレーキを掛け、糸フケを最小限に抑え底ダチする。(これによって根掛かり対策にもなる)底から1mの間をキープしながら、忠実に底を取り直し、たまに大きく竿を上げてゆっくり降ろし、底ダチとタナ取りをする。この動作で餌をアピールして上から落ちて来る餌を演出、誘いにもなる。

釣り始めて30分、エサのイワシが暴れて、ガツガツと前アタリ…ようやくヒラメのアタリだ…ここでの早アワセは禁物‥ラインが船や潮・波の動きで大きく引っ張られるようであれば竿先を少し送り込む程度でラインは出さず(ラインを出し過ぎると海底の状況にもよるが 根掛かりする)喰い込みを待つ!数秒後‥ガツガツガツ竿先に重みをともなうアタリ‥ここで、竿でゆっくり大きく聞きアワセをする。飽くまでも素早く鋭いアワセはNGです。竿を立てて魚大きさを確認‥大ヒラメでは無いが、貴重なヒラメである。鈎掛かり直後の抵抗をしのぎ、慎重に楽しみながら巻き上げ50cmのヒラメがタモに収まった。この瞬間は何度味わってもいいものである。一般的にヒラメ釣りは、よほど活性の良い時でなければ、一日3〜5回もアタリがあれば上出来で、その数少ないアタリを取り、喰い込ませて、アワセのタイミングが この釣りの醍醐味でしょう!

ヒラメは鈎掛かり直後の抵抗が強いので竿を立てしのぎ、根を切り魚の大きさによりドラッグを効かせて徐々に浮かせる。取り込みは竿を立て竿でタモアミに慎重に誘導して収める。良型のヒラメほどタモ入れ時の抵抗でバラシが多いので気を緩めないことを心掛けたい。

その後も、ヒラメ40〜56cm4枚とマゴチの55cm1匹、ホウボウ34〜40cmを2匹、ガシラ1匹を追加して午後5時納竿した。

この日は風も弱く潮は程良く動き乗船者全ての方がヒラメを持ち帰る事が出来た。

石鏡のヒラメ釣りは12月〜3月が釣り期。これから産卵を迎えるヒラメが大型から浅場に入り、大ヒラメに期待が持てる。その他、三幸丸ではアジ釣りやウタセエビでの真鯛釣りが面白い。

その日、民宿三幸丸で宿泊して新鮮な魚や旬のカキ等盛り沢山の料理を満喫した。大女将は現役の海女さんです。石鏡に来たら是非一度、鮮度抜群の海女料理を堪能して下さい。

この釣りでは根掛かりは付きものなので錘・仕掛けは多めに用意して行く事が必要です。

三幸丸には、仕掛・錘等は常時販売出来ますので必要な方は船長に申し出て下さい。

乗船は事前にご連絡下さい。

「ビギナーさん大歓迎」女性・子供さんも船長が面倒を見てくれます。

三幸丸には今回仕様したがまかつ CHANNEL MARK30号 2.1mが試釣竿で搭載されていますので、試釣竿をご希望の方は事前に船長にご連絡下さい。

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