SALT WATER

【船】平井 憲 (和歌山県 みなべ沖)

2014-02-14

平井 憲

釣行日2014/02/06 場所和歌山県 みなべ沖

釣果

クチブトグレ 28~44cm 17匹、マダイ 51cm 1匹、チヌ 46cm~48cm 2匹

2月に入り和歌山県・みなべ沖ではいよいよ、寒グレのかかり釣り本番が始まる。白子・卵共に入り、寒グレシーズン到来である。

ここ最近、寒波の影響で寒暖の差が大きく水温の変化に敏感なグレ釣りにも、日により厳しい状況もあるが、そこは みなべ沖を知り尽くした湯川佳基船長がその日の状況に応じてポイントを選択してくれるので、後は思う存分自分の腕を発揮していただきたい。

正午11時半過ぎにみなべ堺港をGFG関西の片岡浩さんと秋田正弥さんで出船。15分程でみなべ堺沖のポイントに到着。船長は下り潮のポイントにアンカーを入れようとするが潮が弱い上り潮なので、ポイント移動して別のポイントに船を掛ける。海上の波は1m、北西の風、船は左右に良く振り、風で上潮が滑るが 底潮は殆ど動かない潮で良い潮とは言えない。小さめのしっかりしたオキアミの尾羽を切り鈎先を尾から頭に刺し目の間に抜く。

右舷艫に釣り座を取り、ウキ下を3ヒロ半にして船が右舷方向に振るのを見計らって足下に同調マキエとエサ取り用にもマキエを分散して入れ、沈み根の際を流す。竿2本程出たところから北西風で海面が滑りウキが先行するので道糸を修正。また 船が振るので磯釣りと比較してもかなり余分な糸フケが出るので要注意です。寒気の影響でこの日の気温は0度〜6度と肌寒いが、海水温は昨日と比べ-0.2度と それほどは下がっていない。サシエが先行するようにラインを修正する。15m程出たところでウキが気持ちよく吸い込まれる!リールのベールをロックしてハンドルを数回巻き取り、竿に乗ったのを確認してしっかりもう一度アワセル。竿を立て取り込み体勢に入る・・「キーン」とラインが鳴る。

51cmの真鯛が参上した。(写真)

その後30cmクラスのグレは飽きない程度に顔を見せてくれる。納竿に近づくにつれて、少しずつサイズアップ・・16時を過ぎ、竿3つ程出たところでウキが20〜30cmシモル・・グレのアタリ!ラインを少し張ると・・じっくり入り始めウキが見えなくなったところでゆっくりと聞き合わせる。エリネスが弧を描く!無理なくロッドの弾性力でジワジワ浮かせ上げたのは、44cmの口太グレだった。

決して良い潮では無かったが、潮の状況をみて、ポイントの選択をした船長の判断が功を奏し、グレ釣りを堪能して日暮れ前に納竿した。

みなべ堺沖の純栄丸では、ベテランはもとより、初心者も十分楽しめる遊漁船です。初めての方は船長が丁寧に指導してくれますので是非挑戦してみてはいかがでしょうか。

今、寒グレのカカリ釣りのベストシーズンです。潮が良ければ、二桁釣りも十分可能で、大型のグレに出会えるチャンスがあります!グレ釣りは4月一杯出船予定で、また4月からは、真鯛釣りも開始しますので、ご希望の方は純栄丸にご連絡下さい。

※ 湯川船長はマキエの配合から魚の取り込み、鈎外し、生け簀に入れた魚を帰りに確り締めてクーラーボックスにまで入れてくれると言うサービス満点船長さんです。初心者の方も安心して来船して下さい。乗船する釣り人の釣果向上のため頑張っています。

※ 純栄丸には、 がまかつ のチャンネルマーク50号2.7mが実釣出来ます。希望される方は船長にお申し出下さい。

ロッド:がま磯 エリネス1.25号 4.7m

ライン:がま磯LINESグレ競技スペシャル 2号

鈎;テクノグレ6号 ナノグレ6号

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