SALT WATER

【船】平井 憲(兵庫県 香住沖)

2013-12-16

平井 憲

釣行日2013/11/07 場所兵庫県 香住沖

釣果

マダイ 82cm、ヒラマサ 62cm〜65cm

真鯛は秋口から水温が下がり始めるのに伴い、深場に移動しながらエサを獲り栄養を付けて冬に備え始める。

この段階になると味も良くなり、体力を回復して引き味も力強くなる。

今年は例年になく台風が多く発生して海は大荒れとなることが多く、また、急激な寒暖差で天候が不安定である。

悪天候の合間をみての釣行は、兵庫県香住港を出船基地とする浩龍丸で真鯛・青物を狙った。

今回の使用竿は、新製品 がま船 チャンネルマーク。

チャンネルマークはあらゆる釣りに対応出来るように8アイテムが用意されています。

細身軽量 反発力・パワー・ネジレ抑制に優れる「パワークロスシステム」・基本7:3調子で底取り・マキエ・合わせの操作を行い・魚が掛かれば6:4調子、大型には5:5調子で魚の引を吸収してバットパワーで浮かせる がまかつ独自の「アクティブサスデザイン」でポテンシャルを最大限に引き出す。

今回はこの、がま船 チャンネルマーク50†2.7mを香住沖に持ち込んだ。

ここ1†2週間前から真鯛・青物の活性が上がっていて、出船出来れば、良型真鯛やメダイ・ヒラマサの顔は、見られるはずなのだが、中々天候に恵まれないのである。

この日も海上は不安定で、撤収覚悟の取材を関船長にお願いした。

午前9時に香住港を出船した!

20分程で水深約100mの天然グリのポイントに到着。

船長は魚探と山立てでアンカ†掛ける。 北西の風で上潮も底潮も、本潮(西→東)だが、ほとんど動かない状況だ。

この日は、天候が崩れる可能性が高いので、早い内に勝負を掛ける。

天秤ズボで手返しを早くして、多目にマキエを打つ。

潮の緩いところ底マキしてポイントに魚を寄せる作戦だ。

釣り始めて40分程、ハリス分底を切ったところで、サシエが取られ始める。4m更に誘いタナを上げてマキエを振りだし、ハリスが馴染んだところで、誘いながら送り込み待つ!

・・・2m程送り込んだところで・・・親指で押さえていたスプールがフル回転!

指が火傷する程の勢いだ。

テンションを掛けながらスプールにブレーキを掛け、竿に乗ったところでアワセル!

7:3調子のチャンネルマークが、5:5調子で魚のパワーを吸収してあしらう。

海面に白い魚体を見せたのは、82cmの良型真鯛だ。アクティブサスデザインのチャンネルマークは、難無く大鯛を浮かせた。

この後も同じ釣方でタナを探りヒット!次に顔を見せたのは、62cmのヒラマサである。

大型ではないが、海のスプリンターの異名を持つヒラマサは小振りでも、鋭い突っ込みでの遣り取りは壮快である。

出船して約1時間半、北西の風が強くなりウネリを伴う。

これからと言うところでで、撤収となった。

最後の一投もヒラマサを釣り上げ、後ろ髪を引かれるが、波をかぶる状態となり、急いで帰港した。

2時間余りの釣行であったが、天秤釣りの作戦が上手く行った。と言うか、ここ香住沖は、この時期 かなり魚影が濃く、良く釣れる状況にある。天候・潮が良ければ、真鯛・ヒラマサ・メジロにメダイが、良く釣れています。是非、香住沖に足を運んでみては如何でしょうか。

タックルデータ

ロッド

がま船 チャンネルマーク50号 2.7m(天秤ふかせ仕掛)

仕掛「がまかつ ふかせ真鯛王2本仕掛(鈎11〜12号・ハリス6〜7号全長10m」 60cmの片天秤にマキエステンカゴL(錘 60〜100号・クッションゴム2.5mm×1m)

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