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FRESH WATER

屈斜路湖の神秘に挑む北海道釣行記(北海道上川郡弟子屈町)

NEW2025-10-15

トラウト&アユ

吉村政治

釣行日10月6日~10日 場所屈斜路湖の神秘に挑む北海道釣行記

釣果

姫鱒

今回の北海道釣行はがまかつ冨田アドバイザーと仲間の3人と自分を含めて5人で釣行です。

ターゲットはニジマスと姫鱒である。

 

北海道釣行は毎年の恒例行事みたいなもので十数年になります。
自分の最初の北海道は冨田さんが何回か釣行をしていたので案内をしてもらったのが始まりでした。
自分が好きなのは道東での釣りでその中でも屈斜路湖の美しい景色とニジマスと姫鱒が神秘的で大好きな湖です。
屈斜路湖のニジマスの中に通称ダイアナと呼ばれるニジマスがいてレッドラインが薄く銀化で尾ビレは透けていて本州ではお目にかかれないようなニジマスである。
自分も十数年通って未だ3匹しか釣れた事がない自分の中では超レアなニジマスでその中でも通称プラチナと呼ばれるニジマスもいて全くレッドラインのないギンギラのニジマスである自分も今までにプラチナは一匹しか釣れた事がなく超超超レアなニジマスである。

最初の3日間は北海道の石狩川と湧別川とか色々な川を釣りニジマスとアメマスとウグイに遊んでもらいました。

 

G-HARD V2 V2 ヤマメ

自分が釣った41センチ

9日は本命の屈斜路湖で決めていたのですが朝一仲間から連絡あり強風で釣りにならないとの事、天気予報を見ると夕方には風が落ち着く予報であった仕方がないので屈斜路湖を水源とする釧路川で釣りをする事に52センチのニジマス頭に何匹か釣れた。
時より本命のニジマスと間違えるほどの引きをする50センチ位のウグイに遊んでもらい時間を潰した。

 

3時頃に屈斜路湖に入りダイアナとプラチナを狙うがウグイばかりニジマスは釣れなかった。  
最終日の姫鱒狙いの為にポイントを下見する事に。

 

 そこには仲間の坪井君と和田君が竿を出していて何匹か釣っていた。
僕達は釣ったのでどうぞとポイントを譲ってくれたので竿を振る事に股ぐらまで立ちこもうとした時、石に躓き転けて左半分が水浸し状態見ていた2人は大丈夫ですかと言いながら大笑い、気を取り直しミミズを付け竿を振っていく15分位経った時に待望のアタリ合わせを入れてフッキング少しやり取りをしタモに収まったのは頭が緑で体は赤くそまり尾ビレの付根が鮮やかなオレンジに染まったその名に相応しいオスの40センチの姫鱒だった。
 その一匹が釣れた時屈斜路湖は日が沈みかけていたので明日に備え納竿した。

 

最終日は飛行機の時間もあるので釣りは午前中だけ冨田さんと2人で屈斜路湖へ。先ずはニジマス狙いだと思ったがニジマスのポイントはまたもや強風で竿が振れず、姫鱒を狙う事に。
ポイントに着くと運良く誰もいなかった。
ここも風はあるが竿が振れないほどではなかったので釣りをする事に。

湖に注ぐ川を挟んで右に自分が、左側に冨田さんが入った。
このポイントは自分が初めて北海道に来た時に連れてきてもらった思いでの場所で2人で竿を並べたのは十数年ぶり。
2人だけで竿を出すのは久しぶりだねと思い出話をしながら仕掛けを伸ばし一投目を振った瞬間…、「!」。
痛恨のマシントラブル。振り込んだ瞬間風が吹き仕掛けが後ろの木に引っ掛かったのが原因だった。
最終日にこんな事が起きるとも思わず予備竿はもう一台のクルマの中。すると優しい先輩、冨田さんは貸してあげるよとニヤニヤしながら予備竿を渡してくれた。
竿には仕掛けが付いていたのでそのまま使わせてもらって振ること数回。次の瞬間またもや、「!!」。今度はたまたま吹いた突風が原因か、またもやマシントラブル…泣。冨田さんの大事な竿を…。
するとさすが先輩、嫌な顔を少しも見せずに、「大丈夫、大丈夫」とニヤニヤしながら自分の振っていたXXHを貸してくれた。
冨田さんは風が強いからとクルマから持ってきたP7.5でやると言う。自分が原因で申し訳ない気もしたが、この状況ではかえって正解かも、と思い込むことに。持つべき者は優しい先輩である。
気を取り直して姫鱒に集中する。
するとさっそく冨田さんにアタリ。
メスの姫鱒だ。
自分はまだアタリがないのに、すぐに先輩は竿を曲げている。今度はオスの良型、流石、姫鱒釣りを熟知している。
自分はアタリがなかなか出ず、あの手この手を繰り出している最中、あーそう言えば、と、冨田さんのお父さんがあみだしたチョンチョン釣法を思い出した。
流れ込んだ川の流れに対し真横にチョンチョンとミミズを引きずりながら誘う釣り方だ。
やってみると直ぐにアタリ、オスの41センチの姫鱒だ。その後2人で何匹か釣り時間切れで後ろ髪を引かれながら納竿した。

屈斜路湖の虹

余談だが、後になって先輩のニヤニヤ顔の理由がわかった。
昨日までの釣り場で自分が録った冨田さんの動画を無条件に送ることになってしまったのだ。
仲間内の中で昨今流行中のちょっとした儀式で、良い動画を進呈する際に何かの御返しをいただくのが常になっているのだが、今回ばかりは「喜んで」送信する羽目に…。
そんなこともあったが楽しく思い出深い釣行になった。

タックルデータ

ロッド

がま渓流 本流スペシャル2

G-HARD V2 V2 ヤマメ

ライン

道糸2.5号ハリス2号

エサ

ミミズ、ブドウ虫、イクラ

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