朝から小雨が降る中、キスを求めて五貫島海岸(富士川東側河口)にやってきた。前日16匹くらい釣れたそうで、期待し準備を進める。4色～2色の間で釣れたようだが、下げ止まりの時間まであとわずか。4色～2色を探るがアタリはない。隣で3色半でアタリがきたようで、1投目で2連掛けに成功している。同じ距離を探ると私の竿にもアタリがきたが鈎にかかっている重量感はない。エサを突っついただけのようだ。そのまま待ってみるが追い食いはない。巻き上げて仕掛けをチェックすると一番上の鈎のエサが取られている。この時期のここのキスはアタリがあってものらないことが多いようだ。しかもエサを大きく付けないと反応すら無いことが多い。エサを大きく付け替えて同じポイントになげ、今度は止めずにゆっくりと巻いてみる。アタリがきた瞬間に巻き上げ開始するがまた掛かっていない。隣では釣れているのに。潮が止まりアタリがなくなったので場所を変えて違う距離を探る。すると5色ちょっと先(5.2色)でブルブルと長いアタリがきた。2メートルくらいさびいてすぐに回収。すると3連掛けに成功。そこから同じ距離でアタリがきてポツポツと釣れ出した。アタリがあるがのらない時は鈎を小さくしたり、鈎の形状が違うものに変えたりするが、錘の号数や形状を変えたり、道糸の号数を変えたり、エサの付け方を変えたりする事も有効的だ。今回仕掛けは変えずに投げる位置を変えて警戒心の少ないキスを狙い、同じ距離で2連、3連と釣り上げた。まさしくキスは足で釣れと言う言葉通り。アタリがあるがのらない場合は粘る事も必要だが、今回は10メートルくらいの距離でクーラーを置く位置を変えながら釣り歩いて釣果を伸ばした。気づくと雨も上がって潮も上がってきている。10時に納竿としたが15匹釣ることができた。連掛けでキスを釣り上げるのはすごく楽しい。これから梅雨の季節に入るが、晴れた日が続くとキスが釣れるチャンスがくるだろう。これからが楽しみである。

がま投 アルティメイトスペック

T1 競技キスSP