圧倒的な感度が切り開く
イカメタルの高いゲーム性
絶対的な感度を求めたイカメタル専用ロッド、それがスピードメタルXだ。思うがままに誘い、わずかな違和感を察知して積極的に掛けていく、どこまでも攻撃的なゲームを展開するというコンセプトが支持され、人気を博している。そんなスピードメタルXに3機種、追加されることになった。
15号軽量メタルに最適、波気があってもステイ可能
まずは、B69ML+-solid。これまではM、MH、Hのバリエーションだったが、このモデルはML+。ML+というマイルドなパワー設定に加え、ティップのソリッド長を他の機種よりも長くとることで、波が高いような状況でもステイが可能となっている。
ただ、こういった柔軟性を重視したロッドにありがちなのがダルさ。通常はアタリが出にくくなり、掛ける釣りからイカ任せの掛かっていた釣りになってしまう。だが、そこはスピードメタルX。絶妙な反発を残しておくことで、戻りアタリがはっきり確認できるようになっている。それでいてバット側のパワーはMLよりもMに近く、レスポンスのいい操作が可能になっている。15号の軽いメタルを使う場面でもっとも活躍し、波が高い時やロングステイパターンにも威力を発揮する。
激流、深棚を攻略するベイトオモリグモデル
沖に出るまで、その日の状況が読めないのがイカメタルゲーム。必ずしも、毎日が釣りやすい日とはならない。時には釣りづらい悪条件の日に当たることもある。例えば、アンカーで船を止めたうえでの激流だったり、二枚潮、あるいは水深60m以上のピンポイントのアタリダナに寸分違わず送り届けなければならないなど、こういった厳しい条件に遭遇するケースは少なからず存在する。
30号までで対処できるなら、既存モデルでも対応できる。だが、40号、50号となると厳しい。そういったハードな条件を打開するためのモデルがB68H+-solid。50号のウエイトでも快適に操作できる馬力を搭載している。それでいてティップの表現力は繊細そのもの。かつ、手感度も備えている。強制的にヘビーなオモリで無理やり仕掛を立たせて枝のスッテだけで勝負するといった技もある。
軽量オモリグ・軽量メタルのロングステイや
カーブフォールで活躍
ロングスピニングモデル。軽量オモリグ+小型エギのセッティングでリグが軽く、かつ波があるような状況でさえ、安定させることが可能。7フィート7インチという長さを聞いて、長すぎるという印象を持つ人も多いだろうが、リールから後ろのグリップ長を長くとっているだけで、ブランクスの有効レングスはそれほど長くなく、思いのほか取り回しにストレスはない。
ティップ側が柔軟である一方、バットパワーは強烈で誘いに対するレスポンスは十分に確保されている。しっかりした掛け感によって不必要な強いアワセを回避でき、ゲソカットでのバラシを限定的にすることができる。軽量メタル仕掛のロングステイや超ロングストロークの誘い下げ・上げ、ちょい投げ+カーブフォール、軽量オモリグのカーブフォール主体のヤリイカ狙いなど、活躍の幅も広い。