雨の中での釣りは正直、憂鬱である。雨で顔や腕が濡れることで釣りへの集中力が低下することはもちろん、レインウェアを着ること自体が身体の動きを制限させ、ストレスに感じてしまうことが一因ではないだろうか。
そんな雨の中でのストレスを軽減させ、釣りへのテンションを上げてくれる新感覚のPVCレインスーツが、がまかつから登場した。それが、『GM3818　PVCレインスーツ』。はたして、どんなレインウェアなのか、じっくりと深堀してみる。

この新作『PVCレインスーツ』。まず一見して感じられるのが、がまかつのアパレルとしては、“がまかつらしくない…”ということ。 これまでのがまかつウェアの特徴は、メーカーのアイデンティティともいえる黒を基調にゴールドと赤をあしらった展開のものが多く、このカラフルなデザインや色使いは、今までのがまかつにはなかったアプローチといえる。

前モデルのGM3640　PCVサロペットデッキレインスーツ・GM3641　PVCサロペットデッキレインパンツも白とブルーのカラーリングが特徴的であったが、今回は、まさしくがまかつらしくないよりポップな色調。雨や曇天の船上でも一段と目を引くだけでなく、着ることで自然とテンションを上げてくれるレインスーツに仕上がっている。

カラーバリエーションはホワイト/グレー、ホワイト/ブルー、グレー/ブラック、サーモンピンク/ベージュの4色で、サイズは３S～３Lまでの7サイズをラインナップする幅広い展開。小柄な女性から大柄な男性までが自分にピッタリなカラーとサイズをセレクトできる選択肢の広さを持ち合わせている。

さらに、コマセなどの汚れに対しても、付着後すぐに水で拭えば簡単に落とせることが最大の特徴といえる。
また、今回採用した素材は、従来製品に比べ大幅な軽量化も実現。これにより着用時の窮屈感も軽減されるだけでなく、身体の可動域を干渉しずらいことにより、長時間の着用でも疲労感を大きく軽減するウェアに仕上がっている。

雨や波シブキを気にすることなく、防汚性にも優れ、面倒なメンテナンスも不要。軽さによる動きやすさや着心地の良さなど、まさに快適性能に優れたレインスーツといえる。

さらに、ジャケット前面には２重構造のフロントフラップを採用することで、最も大きなフロント開口部も水の浸入を防ぐデザインを採用し、レインスーツの真骨頂といえる防水性の向上をもたらせている。