未来の鮎釣りを守るために ― 第三弾
NEW2026-06-29
未来の鮎釣りを守るために ― 第三弾
解禁直前の九頭竜川の“今”を見に行ってきました。
今年の九頭竜川の鮎解禁日まで残り1週間となった6月5日、以前にも2度伺った 九頭竜川中部漁業協同組合様管轄の谷口地区へ赴き、川底の様子を改めて観察してきました。
あいにくの曇り空に加え、先日台風がもたらした雨の影響で川にはうっすらと濁りが入っており、 写真映えする状況ではありませんでした。しかし、前回訪問時よりも水温は上がっており、 ハエ(オイカワ)などの魚の姿が多く見受けられるなど、川の生命感は確実に増していました。
一方で、水温の影響か雨による濁りの影響か、流心(川の流れの中心)の石には 苔(アカ)があまりついていない様子。苔を食むアユの姿はほとんど確認できませんでした。 ただし、川岸付近には無数の「はみ跡」が残されており、姿が見えないだけで アユはしっかり着いていることが分かります。
翌日は、九頭竜川中部漁協様による生態調査(試し釣り)に参加させていただきました。 谷口地区は例年、試し釣りではあまり釣果が出ず、掛かるサイズも小さめの個体が多いとのこと。 今回の結果は、約2時間の釣りで「2人で12尾」と、数は例年並みでした。
しかし、中川組合長のお話によると、最大16cmと例年よりかなり大きいサイズが確認できたとのこと。 「流心にも苔がつけば、今年はかなり期待できるのではないか」と、力強い言葉をいただきました。
次回はさらに水温が上がった頃に、再度観察に伺い、解禁直前の九頭竜川がどのような姿を見せてくれるのか、 その変化を追いかけたいと思います。
自然の力と、人の手による継続的な取り組み。
その両方が重なり合うことで、川は少しずつ本来の姿を取り戻していきます。
がまかつは、これからも漁協の皆さまとともに、未来の子どもたちへ美しい川を残す活動を応援してまいります。
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