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「大分フローターフィッシャーマンズ」 第4戦@芹川ダム(大分県芹川)

NEW2025-09-18

バス

錦織英史

釣行日2025年9月14日 場所大分県芹川ダム

釣果

ブラックバス 30~45cm

 2025年9月大分県・芹川ダムにて開催された「大分フローターフィッシャーマンズ第4戦」に出場してきました。

今シーズンはフル参戦しており、年間4位で迎えた第4戦は最終戦でもあり大事な1戦。

 

コロナ禍の後に復活した大分フローターフィッシャーマンズ(OFF)でしたが、全戦参加できなかったり、フローターの故障で棄権したりすることもあり近年の成績は低迷していました。また今シーズンはスタートで出遅れ、第1戦8位 第2戦5位と成績は振るわず。過去に何度も優勝経験のあるOFFでしたが、しばらくお立ち台からも遠ざかっていました。しかし長年やってきたトーナメンターとしての矜持、「出るからには勝ちたい」と言う気持ちもあり、第3戦は準優勝で今シーズン初のお立ち台、年間順位を4位とし迎えた最終戦。しかし1位2位とのポイント差は歴然で、今回優勝しても上位がコケないと逆転できない位置。それでも食らいついて、「来季につながるように順位を上げて終わりたい」とトーナメント魂に火をつけて望みました。
 さてフィールド状況ですが、9月前半で秋めいてきたかと思いきやまだまだ暑い。ダムは水量も多く、バンク際にはシャローカバーが形成されていました。魚はバンクについているのか、放水などの減水傾向で離れているのか?反応を見ながらエリアを絞り込むしかありません。


 いつものようにインレット付近からチェックを開始。しかし最上流にはオカッパリアングラーがいたので、バンクを流しながら徐々に下流へ向かいます。アベンジクランク100でバンク際や岬に浮いている個体を探すも反応なし。前戦と同じく食いが渋いのかな? 次は、シャローカバーに絡めてクロー系ワームにTHEORIZE OFFSET WG-M 1/0をセットした7gフリーリグをキャストしているとポロッとキーパーサイズが反応。カバーの魚は小さいんかな?とりあえず釣りながら様子を見ようとさらに下流へ向けて流しつつ、要所にネコリグやジグヘッドなども投入しましたが反応がありません。どうもバンクには魚が少ない印象。このままだとジリ貧で時間だけ浪費するため、一旦頭をリセット。次に沖に浮いたワカサギにつくバスを狙うため魚探に写ったベイトボールに、弱波動の表層系ルアーをアプローチするもやはり反応がありません。


「波動が小さいルアーでは魚が見つけきれないのか?だったらポッパーはどうやろ?」

 

ルアーチェンジし、ポコッ、ポコッとゆっくり誘っているとボシュっとバイトあり!しかし、誤爆!! 


「ちゃんと食ってくれぇぇぇ(T_T)」試合中でありショックも大きい。しかしまともな反応あり!しかし、第ヒント!周囲より水質が良いエリアでのバイトだったこと、基本的に水に濁りがあり弱い波動では魚が気づかないのでは。クロー系ワームも爪がバタバタ動く水押しの強いもので1匹釣れている。しかしクランクなどの横の波動には反応しきれない個体が多いのかも。ポッパーの反応があった岬の沖から、徐々にワンド内に入りつつ岩盤に向けてキャスト。フリーリグを落としていくとグングンと明らかにナイスサイズの反応。アワセを入れ岩盤エリアから引き離そうとするもフッと軽くなりました。「ウソやろ…」かなり悲しいラインブレイク…岩に擦られた可能性が高い。重みからは確実にキッカーサイズでした。しかし手痛いバラシにも落胆している場合じゃない。すぐにリグを作り直しキャストを再開するも反応なし。一旦場所を休めた後に、もう一回ポイントに入り直すことにしました。当日は晴れ時々曇り、風も弱く、日も高くなっていたため「カバーに入っていないかな?」ワンド内のシャローカバーにできるシェードをフリーリグで撃っていくと1400g程のナイスサイズを取ることができました。
「よっしゃー!!」

 

セオライズ オフセット WG シリーズ

THEORIZE OFFSETで口の奥にナイスフッキング

 ちゃんと口の中に入りさえすればかなりの確率でフッキングが決まる信頼のTHEORIZE OFFSETで今回はバッチリキャッチ!!
 答えが見つかってきました!「これで間違ってない!」エリアを換え同様のシチュエーションからもう一本キーパーサイズを追加し、リミットメイクできたのは正午を回っていました。
 

貴重なキーパーサイズをキャッチ

 帰着は14時。あとは入れ換えして、ウェイトを伸ばすのみ。移動しながら、ポッパーでの表層パターン、要所でのカバー撃ちをやり通しましたが入れ替えはできず帰着となりました。

リミット3本揃えて帰着!

 さて本日の順位は、なんとかお立ち台に滑り込み3位フィニッシュでした。
 優勝は、今シーズンぶっちぎりの元トーナメンターの佐藤(貴)さんで、そのまま年間優勝となりました。引退後も長いのに本当に強い選手です。しかも弟のテルさんは年間2位で釣りウマ兄弟なのです。

 そして、私の年間順位はというと1つ上がって3位でフィニッシュできました!!この3位は実に嬉しく、思わず「やった!」と声に出していました。ここ数年マルチアングラーとして活動しており、バス釣りの回数も減ったからなのか、噛み合わない試合が多くなってきたのが事実。しかし、今回はしっかりとトーナメンター思考で立ち回りポイントを稼いで一矢報いることができた気がします。

年間順位を3位まで伸ばすことができました!

 本当に奥の深いバス釣り。パズルのように条件を当てはめていき、エリア、気象条件、水深、ベイト、ルアーを選んで答えを探すことに魅力が満載!
 来シーズンも楽しくバストーナメントに出たいと思います! 

がまかつフックで年間を戦いました!フックのポテンシャルに負けないように上を目指します(汗)

タックルデータ

ロッド

ベイトフィネスロッド

セオライズ オフセット WG シリーズ

ライン

フロロカーボン8lb

エサ

クロー系ワーム、ポッパー等

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