触角フックの可能性HOOK38考案者 / ラグゼスタッフ 丑谷 祐貴全3サイズ / 価格600円(税抜)フリーリグチニングの鈎として、スタンダードな物の一つに受け入れられた感のある『触角フック』。最大の特徴は『根掛かりのしにくさ』と『フッキングの良さ』という相反する要素を高いレベルで両立している点にあります。通常、この二つはトレードオフの関係にあり、フックポイントを守ろうとすれば障害物(牡蠣瀬や岩など)がかわしやすくなる一方、魚の口への鈎掛かりが浅くなりがちです。逆に、鋭いフッキング性能を求めると根掛かりのリスクが高まるというのが常識でした。この常識を覆すきっかけとなったのが、『2本の触角』。フック周りに設けられた2本の触角がフックポイントを保護するガードとして機能し、牡蠣瀬や岩などの根掛かり多発エリアでも根掛かりしにくくしてくれるのです。2本の触角がフックポイントをガードすることで、常に鋭利な状態をキープし続けられることは、釣鈎として大変重要で魚に対して大きなアドバンテージとなるでしょう。では、この触角フックのフッキング性能はどうでしょうか。従来、多用されてきたオフセットフック等では根掛かりを防ぐ為、フックポイントをワームに埋め込んで使用する事が多く、その結果『ショートバイトを拾えない』とか『鈎掛かりが浅くなる』などのケースが少なくありませんでした。しかし触角フックはフッキング性能の高いストレートフックを採用した上に、ワームからむき出しの状態でセットされるため、オフセットフックよりも格段に高いフッキング性能を誇ります。また、通常線材に比べ硬く、靭性・耐摩耗性に優れた線材『トーナメントグレードワイヤー』の採用も鋭いフックポイントの持続に一役買っています。ちなみに靭性とは粘り強く折れにくい事、耐摩耗性とはフックポイントが欠けにくい事を言い、言わずもがな『ボトムにいる歯の硬いチヌを狙う』このフリーリグチニングの場合、耐摩耗性に優れた鈎は何より重要なアイテムの一つになるのはご承知の通りです。実はこの触角フックには重要なキーアイテムがもう一つあります。それが『ワームキーパー』。ワームのずれを防ぐべく触角フックに搭載されているワームキーパーは、フロロカーボンラインを半円状に折り返した単純な構造ながら『ワームを面で受ける形状』になっており、確実にワームをホールドできるので生半可な力ではワームがずれることはありません。『何度も何度もワームに噛みついてくるチヌの前アタリ』に対しても、ワームがずらされることはなく、いわゆる『追撃バイト』を数多く拾えオフセットフックよりも釣果を伸ばせるのです。チヌのように気難しく警戒心が高い上に硬い歯をもった魚を相手にする場合、この『守り(根掛かり回避)』と『攻め(フッキングの良さ)』を両立させたバランスの良い鈎を使用することは大きな武器となります。根掛かりによるロストを減らしつつ、確実に掛けるチャンスを逃さない。これによって釣行全体の効率や快適さが向上し、より戦略的な釣りが可能になります。そう、触角フックは小さな工夫の積み重ねが大きな釣果の差に繋がることを体感できる他に類を見ないアイテムなのです。ここ数年のチニングブームにより、フィールドの過密化や魚のスレが進んでます。今後、攻めるべきポイントは他のアングラーが攻める事ができない『より遠くの、より複雑で根掛かりが多発するポイント』という流れになるのは明白な事実です。今まで手つかずだった岸から80m沖の牡蠣瀬で根掛かりをすることなく、年無しの硬い口にキッチリと確実にフッキングできる性能を持った鈎は『触角フック』を除いてそう多くは存在しません。『根掛かりのしにくさ』と『フッキングの良さ』、この相反する要素を高次元で兼ね備えた『触角フック』は、まさにこれからのチニングシーンに求められているひとつの答えといえるでしょう。触角フック
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