美しい曲がりが発揮する強靱な粘りとトルク14大型口太に1.25号という最適解GAMAISO GURE SPECIAL T × HIROYUKI IGUMA in KAMIGOTO, NAGASAKI「これが五島のポテンシャル。潮が良くなれば型のいいのが潮に出てくるので、そこにまき餌を撒いて寄せて喰わせる。大事なのは先打ちのまき餌に仕掛を正確に合わせること。それに一番気を遣っています」 そして12時36分、これまでとは明らかに違う引きにグレスペシャルTが大きく弧を描いた。重々しい締め込みに追随して胴から曲がり込み、引きが収まるやいなやじわりじわりと起こしてくるトルクはさすが胴調子。ウルトラASDを採用しジョイント部分の存在を感じさせないきれいな曲がりは、まさに伝統のがま調子だ。 やがて海面下に大きなグレが浮いてきた。タモに収めた魚をメジャーに乗せると49cm。立派な口太グレだ。「風が左から吹く中、潮が右から左に変わって、仕掛がなじむまでに少しずつズレていくので、それを考慮してまき餌の少し沖の左側に仕掛を落としたんですよ。仕掛がなじんだころに、右から流れてくるまき餌に入るように心掛けて遠投で喰わせた1尾ですね。タナは1ヒロ半ぐらいです」 2025年秋に登場したグレスペシャルFのテスト釣行でも49cmの口太を仕留めている猪熊。Tでも同型をきっちり仕留めてしまうとは役者が違う。「Fの方が張りが強いので、そのぶん魚を誘導しやすいですが、グーッと上がってきたらガッと突っ込んでっていう繰り返しだったんですけど、Tは竿をためていたら魚が横になった状態でそのままふわっと上がってくる。しっかり胴に入ってトルクのある竿っていうのがよく分かりますね」 そして、13時10分。さらなるクライマックスがやってきた。先ほどと同じ遠投ポイントで、重々しい引きに竿が大きく曲がり込んだ。竿尻を下腹に当てて締め込みに耐え、じわりじわりと間合いを詰めていく。再び大きなグレがタモに収まった。メジャーに乗せるとジャスト50cm! 待望のゴーマル口太だ。「大きいサイズの口太や、いきなりバーンとくる45cm前後の尾長の引きに耐えてあしらえるというコンセプトで生まれたTだけウルトラASDを採用し、ジョイント部分の存在を感じさせないきれいな曲がりでグレの引きを受け止める。「グレが横になった状態でふわっと浮いてきますよ」横になった状態でふわっと浮く
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