竿を通して手に伝わる感度でオトリの状態が分かり、野鮎が掛かる状態にもっていくことができる全国を巡り大鮎の腕を磨く。激流の鮎釣りを得意としながらも、チャラ瀬やトロ場などもオールラウンドにこなし、競技の釣りにも力を注ぐ。九頭竜川、神通川、米代川など地方遠征も数多くこなす行動派。がまかつテクニカルインストラクター。釣り残すことが多い大石の横でヒットに持ち込む背鈎やオモリの使用時に野鮎が掛かる状態を竿の感度が教えてくれるtester │TETSUYA HASEGAWAin「僕の中でこの竿は“THEがまかつ ”と呼べる最高の 1 本ですよ」と田嶋剛が絶賛するのが、がま鮎競技スペシャルV8引抜急瀬だ。「操作性と感度がすごくよくて、抜き性能もすご いし軽 い。それでいて粘り強くてパワーを兼ね備えているので、瀬の中でテンポ良く数を釣るのに最適ですね」 田嶋の数釣りで欠かせないのがオモリや背鈎。「まずはノーマルで釣って、次に背鈎で通してみる。そのあとオモリの大きさを替えながら釣って、最後はオモリと背鈎をセットして釣るんですよ。ノーマルだと10のポイントしか探れなかったのが、オモリや背鈎を使うことでオトリが入る場所が変わり、探れるポイントが 30 や40になる。すべてのポイントにナワ バリ鮎が 付いていれば、ノーマルだと10 尾しか 釣れなかった の が、30 尾、40 尾 になりますからね」 このとき大事なのがオトリのタナで、引抜急瀬の高感度がそれをサポートしてくれる。「友釣りはオトリが沈み過ぎても浮きすぎても掛かりません。オトリの腹の下を野鮎が通って鈎掛かりするスペースが必要なんです。引抜急瀬は、オモリや背鈎を使ったときにオトリが沈み過ぎると、カンカンカンとオモリが底に当たる音や、背鈎を付けたときはオトリの鼻先が底をこするゴソゴソという音が伝わってくる。そんなときは竿を少し起こしてやるとオトリのタナが上がり、い い位置に入ると軽くなってスーッと泳ぎ出すのがよく分かるんですよ」 そして次の瞬間にガガーンと掛かるというわけだ。益田川の急瀬でそんな田嶋の釣りを垣間見た。益田川胴抜急瀬を使った瀬釣りで差をつける方法長谷川哲哉
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