フィールドや状況に合わせて使い分ければ釣果はさらにアップする子供のころから鮎釣りに親しみ、18歳で本格的にのめり込む。全国の激流河川を釣り歩く。スピードとパワーに満ちあふれたダイナミックな釣りは見る人を魅了。論理的で分かりやすい解説に定評がある。がまかつテクニカルインストラクター。瀬の中には普通に釣っていたのでは攻め切れないポイントがいくつも残されている狙いの筋を外すことなく引けるから釣りこぼしがなく釣り残しが獲れるtester │TSUYOSHI TAJIMAほかの竿では獲れない魚が獲れるin がま鮎競技スペシャルV8で急瀬シリーズに新たに加わったのが胴抜急瀬90だ。その特徴は、とにかくオトリの引きやすさにあると長谷川哲哉は語る。「細身肉厚設計の胴調子で竿全体を使ってオトリを引けるので、狙いの筋を外しません。竿で引いても自分がカミに動いても狙 い の筋をしっかりオトリがつ いてきます」 九頭竜川(福井県)や神通川(富山県)のようにフラットで押しの強 い河川において、胴抜急瀬のポテンシャルはより一層発揮される。川を面でとらえてほうきで掃くかのように、色々な筋をあますことなく引くことで釣果に差がつくというわけだ。「益田川のように石の 大きな川の 場合、石がガチャガチャ入った場所は、細かな操作がしやすい先調子竿が使 いやすいんですが、そこまで石が入っていない瀬は胴抜急瀬がい いですね。こんなところの石の横は流れが速くなるので、穂先が入ったり戻ったりして落ち着かずにオトリが筋からズレやすいんですけど、胴抜急瀬は穂先が暴れない のでズレることなくきっちり引ける。ほか の 人が釣り残した鮎も獲れますよ」 こうして長谷川は中呂の瀬で良型鮎を次々に抜いていくのだった。「引抜急瀬は操作性が良くて野鮎を一気に浮かせて抜いてくるので段々瀬や、平瀬でも3号や 4号といったオモリを使う川に適しています。胴抜急瀬は九頭竜川や神通川のように底流れが速い川でオトリをぐいぐい引く釣りにいいですね」(田嶋)。「ピンポイントをあっちこっちと釣っていったり、ひとつ のポイントでオトリを止めて待つような操作なら引抜急瀬、瀬の中を上から下までずーっと引いていく釣りがしたいなら胴抜急瀬がいいと思います」(長谷川)。との使い分け田嶋 剛益田川引抜急瀬を使った急瀬の数釣り術
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