がまかつWebカタログ 竿
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になるが、使えるエギウェイトの幅が広く、さまざまなポイント・状況に対応できる仕様となった。また、バットパワー・張り感、軽量化とそれに関わるバランスの向上が備わったことで、アングラーサイドの意思に呼応する軽快なロッド操作性を獲得している。100gのエギを使ったディープの釣りでもフッキングに不満はない。これもありS510ML+-solid(標準自重53g)、S65ML+-solid(標準自重58g)の2機種に絞ってリリースされることになった。パワーがアップしてよりファーストテーパーになったといっても、EGTR Xが提唱し絶大な支持を受けているロングステイにも対応する絶妙なティップバランスは健在。ティップランエギングでは、シャクリやリトリーブで誘ったエギをいかに暴れさせずきれいに止め、姿勢を安定させるかが最大のポイントになる。アングラーをサポートしてくれるこのティップセクションの特性は、船内のライバルに差をつける強力な武器になるだろう。超深場での100gエギや急流の中でもフッキングが決まるM級以上のバットパワーとロングステイやイカの接近すら感知する繊細なティップの完全なる融合。これが「ML+」という究極のパワークラスだFP志摩の谷口船長(左)は、ティップランエギングのカリスマにしてラグゼ開発陣のよきアドバイザー。今回も、EGTR Xアルティメイトの開発過程で、開発陣に数々のインスピレーションを提供してくれた「反響感度」、「接触感度」、「抵抗感度」の劇的な向上は、水中イメージの爆発的な広がりを約束してくれる。ますます激戦区となるティップランエギングの船上で、いま、このロッドに勝る武器はない92 リードする

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