がまかつWebカタログ 竿
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アジングの人気はとどまることを知らず、都市近郊の漁港の常夜灯下は、まさに過密状態。最盛期には、釣り座を見つけることさえままならないケースもある。「たしかに常夜灯下は釣りやすくて楽しいけれど、これからは、常夜灯下に入れなくてもパターンを見つけられるスキルを磨いておきたいですね」。だからこそ、ロッドの感度は大きな武器になる。港内だけでなく灯りのない港外にもポイントは沢山ある。レングスの長いモデルに持ち替えて人の届かないスポットを釣るなどの必要性も高まってきた。「じつは、晩秋からの最盛期なら、潮通しがいい場所なら、真っ暗な場所でもアジが回遊していることが多いんですよ」と藤原はいう。そうした様々な状況やポイントの中でも、ベストな感度と操作性を実現できるのが全14モデルとなった華弐のラインナップなのだ。アジングブームの到来とともに激戦区と化した漁港。ハイプレッシャーな常夜灯下や、潮通しのいい沖の暗部でアドバンテージをえるために華弐は鍛え上げられた。ソリッドティップモデルはソリッドのテーパー・長さ・太さなどを少し変えるだけでロッドの性格を大きく変えることができる。ライトゲームロッドのような繊細系のロッドであれば、わずかな調整であっても大きな影響となる。加えてロッドのトータルレングスやチューブラーサイドのパワー・テーパーなどを考慮すると設計の自由度は途方もない領域に達する。華弐は、藤原の感性が求める特性を、開発陣がチューブラーとともにソリッドの長さを数mm単位で調整し、太さに至っては0.05mm単位で調整して仕上げられている。ジグ単に特化したモデルは、シリーズ初となるALの5'4"を始め、FL&ULとも3機種に細分化され、より深く繊細なテンションコントロールが可能となった。高弾性で張りがあるのに、しっかり曲がる安心感も持ち味。54ALで尺アジを抜いてもなんの不安もないという完璧なフッキング。これも最適化されたソリッドティップの賜物。「全モデルで、ここまでの完成度を達成できたのは、イメージをすぐに形にしてくれる開発陣のおかげです」華、天、そして華弐へ。藤原と開発陣が、「宵姫」で積み重ねてきた実戦と経験は、究極の世界を開くこのソリッドティップに集約されている激戦区の漁港を制す超感度ロッド究極の世界へと導くソリッドティップ87ジグ単のスペシャリスト

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