がまかつWebカタログ 竿
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違いない。しかし、意外にも獲物の寄りが早い。「これほどのテンションを掛けても、チヌに竿を叩かせず、走りを受け止めるとは」ムで足元まで寄せる。53㎝、見事なチヌである。「これがイナシステムの恩恵なのか、0.2号という新号数の強さなのか、あるいは本調子か」させる革命に戸惑い、しばし考え込む南。「ひとついえることがある。この竿は、愉しい」瞬殺とまではいわないまでも、明らかに短いファイトタイ正統なるがま磯の血統を確信しつつも、次世代を感じ残り時間が少ない中、わずかなチャンスをものにした南。電光石火のアワセが決まると、チヌは胴まで曲げて抵抗を試みるも、譲らない。ラインを出すことなく、ため込んで寄せに入る。「この竿はチヌがまるで暴れない」難なく寄せたところで、あえて抵抗する隙を与え、竿の調子を見ようとするも、反転して突っ込む様子はない。やがてタモに収まったのは53㎝の丸々と太ったコンディションのいいチヌだった。「まだまだポテンシャルのすべてを引き出せているとは思わない。底知れぬ深さがありますね、スーパープレシードには」12VS巨チヌ 真っ向勝負! ード軸

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