youtube
instagram
TikTok
X
facebook

G杯 2026

第44回G杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権

NEW2026-03-05

大会結果

 

第44回G杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権

 

開催日

2026年2月22日~2月24日

 

開催地

大分県佐伯市 米水津

 

参加選手

15名

 

審査方法

釣り上げた25㎝以上のグレの総重量にて決定

※予選リーグ:勝ち数が多い上位2名が決勝トーナメントに進出

 

 

第44回G杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権が、2月22日(日)〜24日(火)に大分県佐伯市米水津において開催された。北は秋田県の男鹿から南は鹿児島県の甑島まで全国10カ所で行われた12予選を勝ち抜いた選手は、今回から全国4つのグループ(エリア)に分けられたセミファイナルの舞台に進出。この精鋭揃いの舞台を勝ち上がった12名と、前回大会の上位入賞者であるシード選手3名の計15名の選手が覇を競った。

 全国でも指折りのフィールドである米水津は、グレの魚影が濃く数釣りが楽しめることで知られている。豊後水道に面し、黒潮の影響も受ける海域は、地形、潮流の変化に富み、多様性があり攻略が難しい釣り場でもある。2月といえば食いの落ちる時期ではあるものの、今シーズンは食いがよく堅調に推移しており、数、型ともに期待できる状況で、全国の頂点を決めるのにふさわしい舞台が整っていた。大会当日はウネリや強風の影響が心配されたが、全国を勝ち抜いてきた精鋭たちがいかに攻略するのか、その釣果にも注目が集まった。

23日の予選リーグは、4名ずつ4組(一組は3名)に分かれて3試合のリーグ戦を行い、各組の勝ち数の多い上位2名の計8名が決勝トーナメント(準々決勝)へと進出する。試合時間は100分(ハーフ50分)で勝敗は25cm以上のグレの総重量で決定される。

 

 

 予選はウネリが残り、強風の影響で使える磯が限られる状況となったが、各エリアとも比較的よく釣れており、いい魚が出て釣り合いになる熱戦があれば、1尾をいかに引き出すかというシビアな戦いも見受けられた。なかには釣果なしの引き分けというタフな対戦もあるなか、勝ち上がったのは大桃正志選手(セミファイナルB古和浦)、那賀久照選手(シード選手)、牧山邦亮選手(セミファイナルD宮ノ浦)、杉山勝也選手(セミファイナルA伊豆)、幸森大輔選手(シード選手)、津谷浩剛選手(セミファイナルC矢が浜・蒋渕)、敷地翔太朗選手(セミファイナルC矢が浜・蒋渕)、濱中徹選手(セミファイナルA伊豆)の計8名。連覇のかかる幸森選手の予選突破はもとより、那賀選手が2勝1分けで勝ち上がるなど、前回大会上位入賞者であるシード選手の強さが目を引いたほか、3戦の合計で10kgを超える好釣果が複数出ていたことも注目を集めた。

 「南からのウネリ、北からの強風で厳しいコンディションのなか、しぶきを浴びながらの釣りでも、みなさん釣技を遺憾なく発揮されて見事な釣果を叩き出してくれました」と予選を振り返った池永審査委員長。強風とウネリで釣りづらい状況のなかで、いい潮が流れる場所を探し出し、手返しよく釣った選手が準々決勝に駒を進めた。

 

 

 

 24日の準々決勝は実力伯仲の激戦が多く、潮の変化やグレの動きを把握して、いかに食わせるか、サイズのいいグレを攻略するかが鍵となった。

 杉山選手と那賀選手の対戦は、前半リードを奪った那賀選手を後半に入って杉山選手が追い上げる展開。1尾多く釣り上げた那賀選手が重量でも上回り勝ち上がりを決めた。牧山選手と敷地選手の戦いは、尾数で並ぶ接戦に。検量の結果、良型を釣り上げていた牧山選手が準決勝に駒を進めた。予選リーグの再戦となった津谷選手と幸森選手の対戦は、潮を味方につけた津谷選手が着実に釣果を重ねて予選に続いて勝利。連覇のかかる幸森選手は、残念ながらここで敗退となった。大桃選手と濱中選手の対戦は、チャンスを逃さず着実に本命を仕留めた大桃選手が勝利を手にした。

 

 準決勝は那賀選手と牧山選手、津谷選手と大桃選手の対戦となった。

 沖の怍バエにて行われた那賀選手と牧山選手の対戦は、潮が変化する場所に狙いを定めた那賀選手が前半から立て続けに竿を曲げる展開。グレが食うタナを見極めると、ハイペースで本命を攻略し、前半だけで6尾のグレをキープ。対する牧山選手も3尾釣り上げて追い上げにかかる。釣座を交代した後半も那賀選手の勢いは止まらず、11尾10,500gというハイスコアで圧倒し、決勝進出を決めた。

 ウエノハナにて行われた津谷選手と大桃選手の対戦は、大桃選手が右の釣り座に入って試合開始。風が強くなり釣りづらい状況で、潮の動きも鈍く1尾が遠いタフな戦いとなった。前半の終盤には津谷選手がグレと思われる魚を掛けて竿をしならせたものの取り込みには至らず、互いに釣果なしで釣座を交代することになった。後半開始して程なく大桃選手が大きく竿を曲げるも、取り込んだのは良型のアイゴ。その後も状況は変わらず、グレの姿を見ることなくタイムアップ。大会規定により準々決勝の釣果を比べたところ、わずか80gの差で津谷選手の勝ち上がりが決まった。

 

 

決勝は那賀選手と津谷選手の対戦。那賀選手は前回3位のシード選手で、米水津をホームグラウンドにする実力者。一方の津谷選手もトーナメントへの参戦こそ少ないものの釣歴は長く、予選リーグおよび準々決勝で二度も名手・幸森選手に釣り勝った勢いもあり、注目のカードとなった。決勝の舞台は米水津を代表する名礁・横島3番。審査委員長のホイッスルが鳴り響き、決戦の火蓋が切られた。

 両者とも潮のヨレなどの変化した場所を丁寧に探り、グレの反応をうかがう。静かな立ち上がりとなったが、開始10分ほど経過したところで試合が動いた。本命のアタリをとらえた那賀選手が愛竿『がま磯 インテッサG-V』を大きくしならせてグレを釣り上げると、その8分後にもいいサイズを追加してリードを奪う。一方、津谷選手も『がま磯 マスターモデルⅡ口太』をきれいに曲げて1尾目を取り込む。那賀選手が本命を取り込むと、津谷選手も竿をしならせてくらいつく展開。那賀選手6尾に対して津谷選手5尾という釣果でハーフタイムを迎えた。

 釣り座を交代して後半戦がスタート。再開して5分足らずのタイミングで7尾目のグレを追加した那賀選手が優位に試合を進める。那賀選手がこのままリードを広げるかと思われたが、ここで津谷選手が早いテンポで本命を攻略。後半開始20分ほど経過したところで、釣り上げたグレの数が9尾で並んだ。互いに譲らない白熱した展開のなか、ペースアップしていた津谷選手だったが、バラシや他魚のウマヅラハギが掛かるなど終盤に入って失速。一方の那賀選手はペースこそ落ちたもののチャンスをきっちりとものにして、10尾、11尾目のグレを追加。残り5分のコール後に津谷選手が10尾目を釣って追い上げにかかるが、そのまま試合終了となった。

 

 

 

 多くのギャラリー、審査員が見守るなか、ゼッケンナンバーの若い那賀選手から検量。那賀選手は118,540g、そして津谷選手は107,460g。那賀選手が激戦を制し、念願のG杯覇者となった。優勝が決まった瞬間、支えてくれた家族や釣り仲間への思いが那賀選手の胸中をかすめ、熱い涙がこぼれた。

「選手の皆様には、予選リーグではウネリと強風のなかで頑張っていただき、決勝リーグでは釣り合いがあり、さまざまなドラマを演出してもらいました。2月のこの時期、米水津のグレは本来ならさほど食いません。それが、予選リーグ、決勝リーグともに見事な釣果が出て、素晴らしい大会になりました」と今大会を振り返った池永競技委員長。見事な釣技で次々と竿が絞り込まれた激戦は、感動的なフィナーレを迎えた。

 なお、決勝戦と同時に行われた牧山選手と大桃選手による三位決定戦は、決勝戦同様の接戦となり、互いに9尾ずつを釣り上げて勝敗は検量に委ねられた。良型を釣り上げていた牧山選手が700gの差で大桃選手を振り切り、3位入賞を決めた。その結果、4位となった大桃選手、準決勝と同時に行われた順位決定戦に勝ち、5位入賞の敷地選手、6位入賞の幸森選手が、2026年開催の第45G杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権セミファイナルのシード権を獲得。実力者揃いだけに、次回大会での活躍が大いに期待される。

 

 

 

優勝 那賀久照

準優勝 津谷浩剛

3位 牧山邦亮

※敬称略

 

 

 

優勝 那賀選手のコメント

 決勝に限らずだいたいいつも同じなのですが、上からゆっくり落としていき、あたるタナが解れば、そこで止めて待つようなイメージで釣りました。予選リーグから竿1本ほどのタナであたることが多かったので、1本から1本半を探りました。1匹釣れてからは、そのタナをキープするように流して釣りました。予選のときも潮がさほど流れない場所は同様の釣り方で狙いました。仕掛けの回収時や投入時に潮をよく見て、潮の溜まる所、サラシの払い出し、潮がぶつかる所などをメインに狙いました。後半に津谷選手が入っていたところとは別の場所に入ったのも、沖の潮を見て変化が多いと感じたからです。決勝ではライントラブルなどもありましたが、あまり緊張しなかったのが良かったのかもしれません。この場に立てるのは妻と釣り仲間のおかげです。感謝してもしきれません。ここで満足せずに、連覇に向けて腕を磨きたいと思います。

 

 

 

準優勝 津谷選手のコメント

 決勝戦では自分の粗さが出て、バラシが多すぎたと思います。前半は焦りがあり、後半は余裕を持ちすぎた部分もあると思います。仕掛けについては、2ヒロほど取って、ウキの遊動部分は1ヒロ弱、ウキの下にガン玉を打ち、潮の馴染みが悪くなれば、ハリスにも1つガン玉を追加して調整しました。予選、決勝を通して、自分が一番操れる仕掛けで釣りました。基本的には潮のヨレた場所を狙い、魚が見えているときはその魚を狙いました。ナチュラルに仕掛けを入れていくことを意識して釣りました。楽しく釣りができてまだ実感が湧かないのですが、2位というのは嬉しくもあり、悔しさもあります。来年は可能なら優勝を狙いたいと思います。

 

 

第3位 牧山選手のコメント

 準決勝では那賀選手に大差をつけられて、かなり凹んだ状態で3位決定戦に向かいました。来年もまた全国大会に来たいと思い、気持ちを切り替えて一生懸命釣りました。3位決定戦では、タナは竿1本、矢引きくらいの位置にウキ止めを付けて、少し深めのタナを釣りました。後半は潮について魚が浮いていたので、ハリスのガン玉を外してハリを軽くして、なるべく仕掛けが上のタナを漂うように狙いました。3位決定戦では、最初に対戦相手の大桃選手がいい型のグレを釣り上げてプレッシャーになりました。互いに釣って、釣られての状態だったのですが、二度ほどバラシがあり、差がついたかなという状態で検量に向かいました。予選、決勝リーグを通じて、3Bのウキを用いた重めの仕掛けを用いました。来年は今回の準決勝で敗れた那賀選手にリベンジしたいです。決勝戦で戦えたらと思います。

順位ゼッケン氏名代表会場
優勝3那賀久照シード選手
準優勝12津谷浩剛矢が浜・蒋渕代表
第三位8牧山邦亮宮ノ浦代表

※敬称略

決勝戦

No.氏  名代表会場重量尾数勝敗
3那賀久照シード選手8,54011
12津谷浩剛矢が浜・蒋渕代表7,46010

3位決定戦

No.氏  名代表会場重量尾数勝敗
8牧山邦亮宮ノ浦代表8,0009
2大桃正志古和浦代表7,3009

準決勝1組

No.氏  名代表会場重量尾数勝敗
3那賀久照シード選手10,50011
8牧山邦亮宮ノ浦代表4,7505

準決勝2組

No.氏  名代表会場重量尾数勝敗
12津谷浩剛矢が浜・蒋渕代表00
2大桃正志古和浦代表00

※互いに釣果無しのため、準々決勝の結果にて勝敗を決定。

順位決定戦1組

No.氏  名代表会場重量尾数勝敗
7杉山勝也伊豆代表2,6102
13敷地翔太朗矢が浜・蒋渕代表4,7804

順位決定戦2組

No.氏  名代表会場重量尾数勝敗
9幸森大輔シード選手4,1605
15濱中徹伊豆代表7501

準々決勝1組

No.氏  名代表会場重量尾数勝敗
7杉山勝也伊豆代表3,5105
3那賀久照シード選手4,2906

準々決勝2組

No.氏  名代表会場重量尾数勝敗
8牧山邦亮宮ノ浦代表3,0903
13敷地翔太朗矢が浜・蒋渕代表2,5703

準々決勝3組

No.氏  名代表会場重量尾数勝敗
12津谷浩剛矢が浜・蒋渕代表3,5703
9幸森大輔シード選手00

準々決勝4組

No.氏  名代表会場重量尾数勝敗
2大桃正志古和浦代表3,4904
15濱中徹伊豆代表7101

予選リーグ1組

ゼッケン氏名 / 代表ゼッケン1234結果順位
対戦番号 1回戦①2回戦③3回戦⑤
1ヒルタユウキ勝敗 ×1203
蛭田祐己ポイント 021012
伊豆会場重量 07801,4902,270
ゼッケン氏名/代表対戦番号1回戦① 3回戦⑥2回戦④1
2オオモモマサシ勝敗 201
大桃正志ポイント10 31023
古和浦会場重量4,760 06,83011,590
ゼッケン氏名/代表対戦番号2回戦③3回戦⑥ 1回戦②2
3ナカヒサテル勝敗 201
那賀久照ポイント103 1023
シード選手重量3,1200 5,0608,180
ゼッケン氏名/代表対戦番号3回戦⑤2回戦④1回戦② 4
4ウエキケイスケ勝敗×× 030
植木啓介ポイント022 4
宮之浦会場重量03,4101,460 4,870

 

予選リーグ2組

ゼッケン氏名 / 代表ゼッケン5678結果順位
対戦番号 1回戦①2回戦③3回戦⑤
5フクダコウスケ勝敗 ×1203
福田浩介ポイント 102012
シード選手重量 2,3001,40003,700
ゼッケン氏名/代表対戦番号1回戦① 3回戦⑥2回戦④4
6キタムラヒロユキ勝敗× ×030
北村容之ポイント2 024
矢が浜・蒋渕会場重量920 03,4304,350
ゼッケン氏名/代表対戦番号2回戦③3回戦⑥ 1回戦②2
7スギヤマカツヤ勝敗 ×210
杉山勝也ポイント1010 222
伊豆会場重量3,870580 4,3008,750
ゼッケン氏名/代表対戦番号3回戦⑤2回戦④1回戦② 1
8マキヤマクニアキ勝敗 300
牧山邦亮ポイント101010 30
宮之浦会場重量1,5303,8809,940 15,350

予選リーグ3組

ゼッケン氏名 / 代表ゼッケン9101112結果順位
対戦番号 1回戦①2回戦③3回戦⑤
9コウモリダイスケ勝敗 ×2101
幸森大輔ポイント 1010222
シード選手重量 3,7801,4105,53010,720
ゼッケン氏名/代表対戦番号1回戦① 3回戦⑥2回戦④4
10マエオカマサキ勝敗× 120
前岡正樹ポイント2 01012
古和浦代表重量1,565 02,1503,715
ゼッケン氏名/代表対戦番号2回戦③3回戦⑥ 1回戦②3
11ヤマグチタイキ勝敗 111
山口大輝ポイント010 313
宮之浦代表重量02,170 02,170
ゼッケン氏名/代表対戦番号3回戦⑤2回戦④1回戦② 2
12ツタニヒロタカ勝敗× 111
津谷浩剛ポイント1023 15
矢が浜・蒋渕代表重量5,8107800 6,590

予選リーグ4組

ゼッケン

氏名 / 代表ゼッケン13141516結果順位
対戦番号 1回戦①2回戦③3回戦⑤
13シキジショウタロウ勝敗 3001
敷地翔太朗ポイント 10101030
矢が浜・蒋渕会場重量 2,4005105,3308,240
ゼッケン氏名/代表対戦番号1回戦① 3回戦⑥2回戦④- 
14※当日欠席のため、欠番
ゼッケン氏名/代表対戦番号2回戦③3回戦⑥ 1回戦②2
15ハマナカトオル勝敗 210
濱中徹ポイント010 1020
伊豆会場重量0940 1,2902,230
ゼッケン氏名/代表対戦番号3回戦⑤2回戦④1回戦② 3
16ハヤミズマサト勝敗× 120
速水将人ポイント2100 12
古和浦会場重量8406500 1,490

その他の会場の大会結果