身近な河川でチニング(兵庫県)
釣果
チヌ8枚
こんにちは。ラグゼスタッフの丑谷です!
まず初めに今回は梅雨真っ只中とはいえ夏のような猛暑が連日続いていますので、
暑い日中はパスして朝夕のマズメ時だけを狙う2部構成の釣りで予定を立てました。
で、このチニングなのですが、皆さんのすぐ近所にある身近な河川の河口汽水域がポイントとなりますので、
ちょっとした隙間時間やお仕事の始業前終業後など時間を見つけて気軽にトライしてみてください!
『こんな近所の河川にもデカいチヌおったんや!』ってなる事、間違い無しです(笑)
それでは朝マヅメの部にいきます!
連日の猛暑で水温が急上昇しているのは当然予想できていたので、少しでも水温が低くそうな最上流部堰堤付近のポイントにエントリーしました。
今の時期からフレッシュな水と豊富な酸素量を求めてチヌは淡水のエリアまで遡上してきますので、まずはそれを狙ってみます!
そして使うリグは『触角フック』をセットしたフリーリグになります。
触角フック

触角フック
このフリーリグチニングに使用する『触角フック』なのですが、根掛かり防止装置の2本の”触角”に注目が集まり、
その”触角”についてのご質問をいただく事が多いのですが、本当のところ、この鈎の最重要ポイントはもっと他にあります。
根掛かりしずらい鈎として開発した触角フックですが、まず大前提として硬い歯を持つチヌを相手に使用する鈎だという事です。
そしてそれを踏まえての最重要ポイントは触角フックに搭載している鈎自体が
『鈎先強度世界一の”がまかつ鈎”である事』
これに尽きると思っています。
言わずもがな、がまかつ鈎の『鈎先の強さ』はすでに折り紙つきですし、更には鈎一つ一つの品質の均一性の高さも素晴らしい。
パッケージから出してそのまま最高の鈎が使える事は当たり前のようで本当は凄い事だと思っています。
ちょっと大袈裟かもしれませんが、常にデカいチヌを追いかけている私にとって、
人生に一度あるかないかのメモリアルフィッシュがいつ来るかなんて全くわかりませんし、
また、一生引きずるような悔しい思いはしたくありませんので釣り人として常に最高の鈎で魚に挑んでおきたいと常々思っています。
あ、話がかなり脱線してしまいましたが、朝マヅメの部の続きです(笑)
最上流部エリアでは1投目からいきなり年無し一歩手前の魚をキャッチできました!

朝一のナイスサイズ
着底後巻き始めすぐでバイトが出てフルフッキング。
ポイントやリグ、タイミング等が間違っていなければすぐ答えが返ってくるのもチニングのおもしろいところです!
そしてこのあと数枚キャッチして朝マヅメの部は終了としました。
その後、一旦帰宅しシャワーを浴びたりクーラーの効いた涼しい部屋で昼寝してから夕マズメを狙います(笑)
そして夕マヅメの部。
最上流部の状況は把握できたので次は朝とは一転、最下流域の河口エリアを狙っていきます。
フィールドに立ってみると上げ潮が効き始め流れが上流へと逆流しています。
これは海水が河川へと逆流する現象で、いわゆる『塩水くさび』効いている状況です。
特にボトム付近はフレッシュな海水が入っているはずと予測してキャストを始めます。
そしてやはりここでも答えは1投目で出ました!

夕マヅメ 1投目でヒット
ワームをゆっくり潮の流れに同調させながら巻いてくると微かなアタリを感じたので、
それを即フルフッキングに持ち込みナイスサイズのチヌをキャッチしました!
ここで使用したロッドは寧音シリーズの新番手でこの秋リリース予定の『LUXXE 寧音B77H-solid』

新番手のLUXXE 寧音B77H-solid
シリーズ共通の超高感度設計はそのままにショートバイトを弾かないソリッドティップとシリーズ最強のバットパワーを兼ね備えたモデルとなります。
時には小さなアタリを掛けていく状況も生じるチニングにとって理想的なロッドとなりますのて楽しみにお待ちください!
そしてその後も周りが暗くなるまでバイトが続き数枚キャッチしたところでこの日は納竿としました。
前記した通り、基本的なやり方(この日は投げてボトムを取って、ゆっくり巻くだけの釣り方)が
間違ってなければすぐ答えが返ってくる、これがホントにチニングのおもしろいところです!
チヌという魚は引きも強く、やり取りも楽しいのですが、自分的にこの
『魚を探す作業』『釣りの答え合わせ』が堪らなくおもしろいなって思っています。
色々予測をたてて、それを実践してみる。良い答えばかりが返ってくるわけではないので、
またアレコレと試行錯誤して、また実践する。
そしてパターンにハマれば、それこそビッグサイズのチヌの連発を体験できる!
こんなゲーム性の高い釣りが、すぐ近所の身近な河川で可能ってなかなか無いですよね!
是非、皆さんも、まずはお手持ちのシーバスやエギングタックルでも構いませんので”チニング”を初めてみませんか?
これまた、どハマりする事、間違い無しです!

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