釣果
アジ 35cmまで 19匹
伊勢湾の船釣りでは色々なターゲットがある。今回は産卵直前で脂がタップリ乗った旬の大アジを調査するため4月6日釣行。三重県鳥羽市の石鏡(いじか)漁港の三幸丸に乗船した。
13時出船し港から10分程度でポイント到着。潮回りは大潮だ。南西の風が弱く吹いて波は穏やかであったが船が立てられず中々ポイントに入れない。しかし流石は里中典生船長。何回か船を立て直した時に乗船者全員の電動リールが「ウィーン」と鳴り出した。タモに収まった本命は35cm前後とまずまずのサイズ。なかなかポイントに入れず今日は貧果かとも思えたのでホッとした。
水深は35m。船長からは20mから30mで反応ありとのアナウンス。オモリを80号で投入すると潮でぶっ飛び状態だ。120号に変えても糸は斜めに出て行く。42mぐらい糸が出た時に底が取れた。そこで34m付近を狙うと心地の良いアジのアタリ。口穴を広げないイメージで電動リールのドラッグを緩めに設定して無理をせず巻き上げる。
撒きエサはアミエビ。時合のときの刺しエサはイカの切身かSサイズのオキアミを使用した。食いが渋くなった時はハリスを2号に落とし、刺しエサのイカ切身を小さく切ってチョン掛けにしてアミエビを撒き、誘い上げて少し送込むとアタリが多く出た。潮が速くバラシも多かったが乗船の皆さんは25cm〜40cmを15匹から30匹とまずますの釣果だった。
持帰り腹を開けると、卵や白子がタップリと入ってよく脂がのって美味な釣果だった。
今後は伊勢湾で有名な釣り方の「ウタセ真鯛」が始まる。エサのウタセエビが入手できるようになるまでアジ釣りやイサキ釣りがメインになるが、イワシの生き餌もまだ確保しているのでヒラメ釣りも可能だ。



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