【フィッシングDAYS】#73 大アユハンター 田嶋剛 栃木鬼怒川の鬼アユ

・タックル

竿:がま鮎 競技GTI・II 引抜急瀬9.0m

鈎:T-1大鮎要 8.5~10号 3本錨

 

・アングラー:田嶋剛(テクニカルインストラクター)

 

・ターゲット:鮎

日本を代表する淡水魚がアユ。日本を中心に東アジア一帯に生息する。秋に川で生まれた稚アユは、海へと下り、翌年の春に川へとソ上する。仔稚魚の頃はプランクトンなどを常食し、川へとソ上してからは岩に付く藻類を主食とするようになる。石に付く藻類を食べることから、質の良い石の周辺を自らの縄張りとし、侵入者に激しく攻撃を仕掛ける。この習性を利用したのが友釣りだ。1年で一生を終えるため、解禁当初の若いアユから盛期のアユ、産卵を意識した終盤のアユと、季節の進行に伴って、その大きさや味も変わる。また、各河川に繁茂する藻類を食するため、川によって食味も随分と違い、アユの味を競うイベントも各地で行われている。

 

・フィールド:栃木県鬼怒川

利根川水系の支流の中ではもっとも長い流程を誇るのが鬼怒川。源流は栃木県日光市の鬼怒沼で、さくら市、宇都宮市など栃木県から茨城県下を通り、千葉県柏市と野田市の境界で利根川に合流する。七色ダム湖産を中心とした独自に作り上げた人工産アユは冷水病に対する歩留まりが非常に高く、2023年には下流部の頭首工下から海産アユを汲み上げるなど、様々な取り組みが実を結び、「大アユの鬼怒川」が復活を果たした。2023年は解禁当初から24、25㎝のアユが掛かり、盛期を迎える頃には尺クラスもかなり頻繁に掛かるなど、大アユ河川として人気の釣り場となっている。