「第29回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権」を千葉県 『富里乃堰』にて開催いたしました。
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出場選手の皆様
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左より準優勝 天笠充選手、優勝 綾部功選手、第3位 佐古口行隆選手 |
大 会:第29回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権
主 催:株式会社 がまかつ
協 力:がまかつフィールドテスター GFG(がまかつファングループ)
がまかつフィッシングロッド販売契約店 富里乃堰
日 時:平成19年10月20日(土)・21日(日)
場 所:千葉県 富里市 『富里乃堰』
選 手:48名
☆第30回大会のシード選手は上位3名、優勝者は3年シードとなります。
■決勝戦 6名
順位 |
ゼッケン |
氏名 |
住所 |
年齢 |
予選会場 |
重量(kg) |
優勝 |
18 |
綾部功 |
茨城県猿島郡 |
45 |
シード選手 |
18.28 |
準優勝 |
30 |
天笠充 |
千葉県船橋市 |
36 |
シード選手 |
16.47 |
3位 |
11 |
佐古口行隆 |
大阪府大東市 |
45 |
新松池 |
15.95 |
4位 |
10 |
松井功 |
大阪市生野区 |
34 |
新松池 |
15.14 |
5位 |
40 |
濱嶋勇 |
愛知県豊川市 |
21 |
ひだ池 |
14.65 |
6位 |
25 |
山壁軍次郎 |
東京都足立区 |
68 |
鬼怒川大自然 |
11.22 |
※敬称略
重量は、フラシ込み(2フラシ目からは、-1.6kg)
★同重量の場合は、1回戦の総重量にて順位を決定
■決勝戦出場選手
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優勝 綾部 功選手 |
準優勝 天笠 充選手 |
| 竿: |
がまへら マークII
硬調 17尺 |
| ウキ: |
忠相 全長:33cm |
| 道 糸: |
0.8号 |
| ハリス: |
上バリ 0.4 号 35cm |
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下バリ 0.4 号 41cm |
| 鈎: |
上鈎 がまかつ アスカ 4 号 |
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下鈎 がまかつ アスカ 4 号 |
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| 竿: |
がまへら 凛刀 15尺 |
| ウキ: |
極心 全長:25cm |
| 道 糸: |
0.8号 |
| ハリス: |
上バリ 0.4 号 35cm |
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下バリ 0.4 号 50cm |
| 鈎: |
上鈎 がまかつ コム 4 号 |
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下鈎 がまかつ コム 4 号 |
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3位 佐古口行隆選手 |
4位 松井功選手 |
| 竿: |
がまへら 凛刀 18尺 |
| ウキ: |
みぎわ 全長:40cm |
| 道 糸: |
1号 |
| ハリス: |
上バリ 0.5 号 37cm |
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下バリ 0.5 号 44cm |
| 鈎: |
上鈎 がまかつ アスカ 6号 |
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下鈎 がまかつ アスカ 4号 |
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| 竿: |
がまへら 凛刀 18尺 |
| ウキ: |
名工 全長:PC20番 |
| 道 糸: |
0.6号 |
| ハリス: |
上バリ 0.35号 35cm |
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下バリ 0.3号 40cm |
| 鈎: |
上鈎 がまかつ 関東スレ 4号 |
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下鈎 がまかつ 関東スレ 4号 |
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5位 濱嶋勇選手 |
6位 山壁軍次郎選手 |
| 竿: |
がまへら 紫峰天月 8尺 |
| ウキ: |
ニンセイ 全長:20cm |
| 道 糸: |
0.8号 |
| ハリス: |
上バリ 0.4号 7cm |
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下バリ 0.4号 35〜40cm |
| 鈎: |
上鈎 がまかつ アラシ 5号 |
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下鈎 がまかつ コム 4号 |
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| 竿: |
がまへら MIII 8尺 |
| ウキ: |
浮草 全長:18cm |
| 道 糸: |
0.8号 |
| ハリス: |
上バリ 0.4 号 8cm |
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下バリ 0.4 号 31cm |
| 鈎: |
上鈎 がまかつ アラシ 4号 |
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下鈎 がまかつ カイト 4号 |
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■第29回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権
綾部功選手(シード選手)、昨年の準優勝から念願の初優勝!
「第29回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権」(主催・株式会社がまかつ)が20、21日の両日、千葉県富里乃堰で行われた。全国6会場で行われた予選を通過した選手とシード選手48人が参加。予選の1、2回戦と準決勝が行われ、決勝戦に進出した6選手のうち、綾部功選手(シード)と天笠充選手(シード)は昨年も決勝戦で対戦。昨年準優勝の綾部選手が2時間半の試合で18.28キロ、昨年3位の天笠選手は16.47キロ。因縁の対決は綾部選手が勝ち、念願の優勝を果たした。一番高い表彰台で燦然と輝くG杯を高々と突き上げて喜びを示した。
■1回戦 第1試合・第2試合



48選手が6人ずつ8組に分かれて予選の1、2回戦を戦った。2回戦って総重量で上位3人が準決勝戦に進む。1回戦は20日の午後12時半〜3時半。水温は17.1度。前日の雨で1度の低下だ。試合場所は西桟橋の南寄りに並んで戦われた。
南端の1組(釣り座1〜6番)で頻繁に竿が曲がった。2番釣り座を引き当てた岡田健司選手(新松池)は15尺の底釣りで48選手中最高の22.8キロも釣った。翌日の早朝行われた2回戦でも9.8キロ釣って合計32.6キロ。同じ1組の久枝隆司選手(吉野池)は17.0キロ、2回戦で21.8キロ、合計38.8キロで1組トップの成績で予選を通過した。
この池では魚の型が良く、3枚で2キロ。岡田選手と久枝選手の2人は3個のフラシを使っていた。
2組の石川達也選手は北海道千歳の追分池で出場権をつかんだ。15尺の長竿を振り、2試合で16.4キロの成績で見事予選を通過した。各組3位までの24人が準決勝戦に進んだ。
■1回戦(第1試合、第2試合) 組み合わせ表
■準決勝戦



24選手が抽選で4人ずつ6組に分かれて1組1人の狭き門を競った。試合時間は午前10時18分〜午後12時半。審査員・棚網久さんは「この池は桟橋の下から次第に深くなっている。13尺で一旦落ち着き、17尺で平らな底に届く。朝の2回戦は風がなく、宙釣りが良かったが、準決勝が始まって、そよそよと風が吹き出した。これがどう影響するか、早く見極めた選手が有利だろう」という。
1組は4人全部が底釣り、4組は1人が底釣りで他の3選手は宙釣り。2,3,5,6組は宙と底釣りが半々。6組でメートルの釣りをする麻野昌佳選手(新松池)がバシッと合わし、短竿でうまくあしらって第1号を取り込んだ。以後各組で竿が立ち始める。
6組の端で竿を出す岩佐進選手(シード)は16尺を振っていたが「底の状態が悪く、ウキの戻りがない」といい、試合が始まって30分ほどして18尺に換えていた。約10分のロスだが、短時間の試合では痛い。岩佐選手は8.3キロ、準決勝戦で姿を消した。
2組の源弘次選手(新松池)は勝ち残った佐古口行隆選手(新松池)と同数の18枚釣ったが、源選手が12.08キロ、佐古口選手は12.14キロ。僅か60gの差で涙をのんだ。源選手は「最初13尺から始めたが底に届かず15尺に換えた。今日は佐古口さんの釣りが合っている」。
1組の綾部功選手(シード)2組の佐古口選手、3組は濱嶋勇選手(ひだ池)4組松井功選手(新松池)5組天笠充選手(シード)6組山壁軍次郎選手(鬼怒川大自然)の6人が決勝戦へ駒を進めた。
■準決勝 組み合わせ表
■決勝戦



場所は西桟橋が選ばれ、釣り座の抽選で南から濱嶋勇選手は8尺のメートルの釣りバラケウドンセット、山壁軍次郎選手は同じく8尺メートルの釣りでウドンセット、天笠充選手15尺メートルの釣りで両ウドン、綾部功選手17尺底釣り両ダンゴ、佐古口行隆選手18尺の底釣り両ウドン、松井功選手18尺底釣りで両ウドン。底釣りと宙釣りが3人ずつに分かれた。
南からの微風が吹いていたが、宙釣りに影響が出るほどではなかった。午後1時2分、三木審査委員長のホイッスルで試合の火蓋が切られた。一斉に打ち込みを開始する。最初に竿を曲げたのは天笠選手だった。振込み3回目の1時4分、15尺の長竿がきれいなカーブを描いた。水面に波紋を広げ、ヘラブナが姿を見せた。続いて綾部選手が12分、8回目で取り込み、佐古口選手は14分、振込み5回目で第1号を釣り上げた。
天笠選手が6回目で2枚目を取り込み、9回目はバラシ。このバラシが痛かった。以後10回アタリがです、19回目にようやく3枚目を釣る。そのあと2枚追加して合計5枚にしたのが1時20分。
綾部選手の第1号は遅かったが以後コンスタントに竿を曲げ、1時20分に6枚目を取り込み、天笠選手を1枚リード。綾部選手と天笠選手が大接戦を展開していたが、常に綾部選手が1歩リードしていた。天笠選手は振込み34回目に8枚目を取り込んだが、その後16回素バリが続く。その間綾部選手は好調までは行かないが、同じペースで得点を稼いだ。午後3時32分、試合終了のホィッスルが高々と鳴り響いた。
最終的には底釣りの綾部選手が116回振り込んで29枚のヘラを釣っている。宙釣りの天笠選手は151回で27枚、佐古口選手は75回で24枚、松井選手は66回で21枚、濱嶋選手169回で22枚、山壁選手は167回振り込んで17枚。計量の結果、濱嶋選手が14.65キロ、山壁選手11.22キロ、天笠選手16.47キロ、綾部選手18.28キロ、佐古口選手15.95キロ、松井選手15.14キロ。綾部選手がG杯を獲得。メジャーの大会で日本一を目指し、ようやくG杯全国大会を制覇した。
綾部選手は「前評判では両ウドンの釣りが有利という評判だった。2回戦の後半、ウドンを作って試してみたが、なれない釣りをしても無理と分かり、以後底釣りに徹した」という。
■ヒーロー 綾部 功選手
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「メジャーの大会で日本一になりたい」というのが私の念願だった。それが叶えられてこんなに嬉しいことはない。家族に「勝った。日本一だ!」と報告。「おめでとう」と家族の祝福が一番嬉しかった。
この大会で最も苦戦したのは準決勝戦だ。他の試合でももちろん必死で戦ったが、準決勝では古川実さん、石井昇一さんがいて、この組でトップに立つのは至難の技だった。何とかここを通過出来たのが、大きな自信となった。
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決勝戦では17尺でいっぱいに振った。駆け上がりに乗ることもあるが、その地点では底が平らになっていた。振り切り気味にして、なるべくテンションを掛けずに沈めた。最初は底3cmズラシから始めた。次第にずらしを多くして、5cmまで伸ばしたがカラツンが多くなり、底を切るようにした。底から30〜40cm上に魚が多く集まっている感じだった。
餌の配合にはかなり気を遣った。基本はペレ道とつなぎにグルテンを使った。両方の餌を1袋ずつよく混ぜ、200ccのカップすり切れで取り出し、水100ccで練る。200ccのカップ一杯で餌を作っていたが、途中上層で魚が騒ぎだした。
上ずりの対策としては、これまでカップにすり切れで取っていたが、ちょい山盛りにした感じで取り、水100ccで練った。僅かな違いだが、タッチがかなり変わる。水面で解ける餌が少なくなり、上ずりを防いだ。
この日使った竿はがまかつの「がまへらマークII」硬調17尺(5.1m)。古い竿ではあるが使い慣れた竿だ。この池の底の状態を考えて、どうしても17尺が使いたかった。しかもバランスの良さでは私が好きな竿だ。
ハリは上、下ともに「アスカ」の4号を使用。号数間の差が少ないため、ハリの大きさを変えてもバランスが崩れる心配はない。それに餌持ちがいい。またハリが丈夫で伸びたという話を聞いたことがない。ハリのスタイルも気に入っている。
■プロフィール
つくば管理へら研の会員。釣り歴は23年、一時ゴルフに熱を上げ、4、5年釣りから離れた。しかし、3年前、やはり釣りが面白いと戻ってきた。以後釣りに集中している。ホームグラウンドは野田幸手園。釣行はクラブの例会は必ず出席する。平均月に2、3回。家族は淳子夫人と22歳の長女と次女、3女、長男の4人。茨城県古河市に住む45歳。
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■談話
・三木修審査委員長
「安定した天気でいい試合が出来た。とりわけ決勝戦では壮絶な戦いとなり、見ごたえのある試合だった。また2位の天笠選手は感嘆を使った両ウドンの宙釣りだった。最近珍しい。魚の寄りが悪いため、難しい釣りだ。確実に食わすのを狙ったのだろう」
・2位の天笠充選手
「好きなウキ下1mで両ウドンの釣りをした。この池に1年間30〜40回通って練習してきた。底釣りの方が有利だとは思ったが、自分に合った釣りで通した」
・3位の佐古口行隆選手
「まさかこんなところに立てるなんて思っていなかった。ウドンの釣りしかできないので、それで通した。釣り方を教えてくれた矢野さんや後藤田さんに感謝したい」
・4位の松井功選手
「1、2回戦で9番釣り座が当たった。決勝戦で佐古口さんが当たったが、その場所と私の場所では底の状態がまったく違った。1回戦で1mの宙釣りをしたが、底釣りがいいというので、昨夜、急遽18尺の竿を購入して試合に臨んだ」
・5位の濱嶋勇選手「試し釣りのとき、底釣りでやろうと決めていたし、決勝戦でも底釣りがいいと分かっていたが、やはり得意な釣りの8尺でメートルのウドンセットで通した」
・昨年の覇者・伊藤元選手
「下見をした1週間前とは状況がまったく変わっていた。ダンゴの底釣りをしたが、ウドンが良かったようだ。最後にウドンを使ったが、ダンゴにこだわり、深追いしすぎた」
■富里乃堰
千葉県富里市根木名の富里乃堰(電0476・92局2281)は水田を掘って造ったもの。今年で20年になる。南北約240m、東西の広いところで約35m。東西の土手に長い桟橋があり、収容人数は242席。水深は4〜5m。ヘラブナは奈良の魚昌養魚池からの幅の広いフナを放流。1枚700〜800gのヘラを今年だけで6000枚放流。主人は檀谷雅則さん。